新田の生態系・2
ここの新田と呼ばれる地域はその昔養鰻場が多かったので、道路は縦横に通っています。しかし、現在は産廃場に売り渡してしまったので通る車もありません、私も徘徊するのに道路脇から覆い被さったセイタカアワダチソウやコセンダングサを避けながら歩いてきました。
そのアスファルトの上の所々に、糞のようなものが落ちています。鳥だったらもっとベチャッとした液体状の糞だと思うのですが、これはなんだか動物の糞らしいニョロっとした糞です。長さは2センチくらい直径が2~3ミリくらいでしょうか。白い植物の種のようなものが見えます。
さてこの種子は何でしょう?今この時期、色々な秋の実がこの新田にも存在するはずです。まあとりあえず、ピラカンサとテリハノイバラの実を収穫していきましょうか。
剥いてみると、このように黒い実が五つ出てきましたから、糞の中にある実ではなさそうです。
一方こちらは、テリハノイバラの実、ノイバラですからバラ科。リンゴや梨など果樹の多くがバラ科ですから。味も良いのでは?
こちらも剥いてみると・・・真っ白な実が出てきました。しかも実を舐めてみるとほんのり甘い。
これで糞の中の実はテリハノイバラに決定・・・・と言うわけにはいかないのです。
これを実証するためには、写真家の宮崎さんが行っている、糞を持ち帰り、よく洗ってから土に蒔き、発芽してくる植物が何であるかを確かめなければいけないのです・・・・・もちろん私はやりませんが、ここまでやってこそ学問であり研究であると言えるでしょうね。
私はこんなところで満足してしまいますから、大成はしなかったんだと思ってます。
しかし、百年以上前に人間が埋め立てて、その後塩田や、粗放的な養魚場になり、一大産業となった養鰻業も衰退、今後この新田はどうなっていくのでしょうね・・・自然に帰っていくのでしょうか?私にはそれを確かめる時間がありません・・・・・
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