引っ越し
昨日、買い物に行こうとエントランスに出たら、同年代のご夫婦がタクシー待ちでいらっしゃいました。
一応朝の挨拶を交わしたら、婆さんが「〇〇さん、お元気で」と声をかけている。悲しいかな私は、この集合住宅の住人をすべて知っているわけではないので、傍で立っていただけだったが、どうやらお二人が引っ越しで、この住宅から離れていくところだったようです。我が家の婆さんは、誰とでもすぐに話をして、しかも記憶力が良いので、この住宅をほとんど把握しているようです。
後で婆さんに話を聞くと、挨拶したご夫婦は奥さんの出身地の鹿児島県へ引っ越しされるとか、ご主人がどちらの出身かは知らないとの事。
奥さんにすれば生まれ故郷に帰ることができるので、うれしい限りでしょう。
さらに婆さんに聞いてみると、この集合住宅には我々より、後で入ってこられたと言いますから、20年は経っていないでしょう。この集合住宅に親しい方が居たかどうかは分かりませんが、私でもお別れの挨拶と、出会いの挨拶が同時のような摩訶不思議なことが起こるのが集合住宅なんでしょうね。
実の所、その近所づきあいというしがらみが嫌で、こういった住宅を選ぶ方が半分以上いらっしゃるのだとは思いますね。
引っ越しされたお二人が鹿児島でいろいろ楽しんで暮らすことを祈っています、私と同年代なら、もう何年もないですからね。





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