集合住宅の住人
私の住んでいる集合住宅には45軒の家族、もしくは独り者が住んでいると言いました。私がここへ来たばかりの頃は、子供も多かったのですが、次第に皆さん成長して子供は少なくなってきました、途中入居を考える若い方も、中古では嫌だと思われるのか年寄りの比率が多くなってきました。
こういった環境が好きな方は、近所との付き合いが煩わしいと言う方も多いので、住民同士の付き合いは少ないと思います。私も、一緒に朝の喫茶店へ行ったり、お裾分けなどをするお宅は一軒だけです。エレベーターでお会いすれば挨拶をしたり、天候の話をする方もいらっしゃいますが、こちらの挨拶に何のお返事も返さない方が数人は居ます。もう20年も住んでいると大体そういった方は分かっていますので、「ああ関わりたくないんだな」と思い、声を掛けるのも遠慮してしまいます。
一番面白い方は、恐らく毎回でしょうがトイレを、集合住宅備え付けのトイレまで来て用を足す方がいらっしゃること。上階にいらっしゃる方ですがエレベーターがありますから、催して階段を降りている間に漏らしてしまうようなことはないのでしょうし、その辺のタイミングを心得ておられるのでしょう。
それにしても、目的はやはり電気水道がもったいないと言うことしか考えられませんね。集合住宅エントランスのトイレは、管理人や先日の工事のような時の技術者、時として宅急便の配達員も使うことが出来るようです。ですが、ここは集合住宅住人の全員が出している公益費から出ていますから、ずいぶんみみっちくもせこい話ではないですか。
実はこの件は管理人も他の住人も結構承知している話でしてね、確かに住人全員が使う権利があるとは言え、情けない話だと思いますが、誰も注意したり咎めたりはしません。本人が良いと思っていることですからね、時には私が徘徊に出かける時間(暗い時間)に、トイレの電気が点いているので、電気節約のために消すと、中から「入っています」と言われたので驚いたことがあります。
社会的には成功者と言われる職業だったようですが、電卓をたたきながら一年でいくら儲かった、十年でどれだけ儲かったと電卓をたたいているのでしょうかね~~~そのような商売だったらしいですから。










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