コキュ
名古屋西区の主婦殺人事件、少しずつ犯人の供述が出てきますね。供述と同時にご主人である悟さんのお話観聞くことができ、今までの殺人事件とは少し様相が異なります。
問題は殺人事件を犯したのは、大学卒業から20年を隔てていること、殺人を犯す前年に、高校時代のテニスサークルのOB会があり再会していること。その時に俗に言う「焼け棒杭に火が付いた」のかと思ったら、付き合ってもいなかったと言います。こんな片思いで、殺されていたら大谷さんの奥様なんて、何十回、何百回も狙われなければいけません。こんな理不尽な話はないですよね。
殺された方やご主人、息子さんが一番お気の毒なのは確かですが、この犯人の一家もお気の毒ですよね。特にご主人、もう何十年も前から奥さんは他の人を愛していた、確かに実質的な愛はないかもしれませんが、これって逆につらいものがありますよね。フランスでは女房を寝取られた男を「コキュ」と呼ぶそうですが、精神的な方がなんだか本当に悲しいものがあるなぁ~。
犯人が警察に、反省や苦しみを訴えていますが、こりゃあ演技ですね。もう裁判に向けた対策を弁護士に教え込まれているだけです。
だってね、奈美子さんを殺した時に首を狙っているでしょ。人間の体で、一番確実に殺すことができるのは首なんですよ。胴体を狙っても、心臓や肝臓を傷つけない限り、ほとんど死には至らないはずなんです。心臓は肋骨や胸骨で囲まれていますし、肝臓の位置は通常右か左か分かる人は少ない。しかも、切っただけでは臓器まで届きません、深く刺さなければ命を取ることは不可能。その点、首は頸動脈が表面にありますから、何回か切ったり刺したりすれば致命傷になります。ただし、血液が噴き出すでしょうから、返り血を浴びるのは必至でしょうね。
通常、素人が他人を殺そうとする時には首を狙わずに胴体を狙うと思うのです、的が大きいですからね。首を狙ったということは確実な殺意があったということでしょうね。
この犯人はサイコパスですよ。犯行がばれたら家族や親族に迷惑がかかると供述しているようですが、普通そこまで考えられる人間なら、犯行前に思い止まるはずです。サイコパスは演技も上手いらしいですからね、へっちゃらで嘘も付くと言います。
もし、この犯人に子供がいたら、その人が一番かわいそうです。旦那は他人ですが、子供は「血」の繋がりがありますからね、しっかりケアしてあげないといけません・・・旦那であるお父さんがしっかりね。









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