2025年11月 7日 (金)

コキュ

名古屋西区の主婦殺人事件、少しずつ犯人の供述が出てきますね。供述と同時にご主人である悟さんのお話観聞くことができ、今までの殺人事件とは少し様相が異なります。

問題は殺人事件を犯したのは、大学卒業から20年を隔てていること、殺人を犯す前年に、高校時代のテニスサークルのOB会があり再会していること。その時に俗に言う「焼け棒杭に火が付いた」のかと思ったら、付き合ってもいなかったと言います。こんな片思いで、殺されていたら大谷さんの奥様なんて、何十回、何百回も狙われなければいけません。こんな理不尽な話はないですよね。

殺された方やご主人、息子さんが一番お気の毒なのは確かですが、この犯人の一家もお気の毒ですよね。特にご主人、もう何十年も前から奥さんは他の人を愛していた、確かに実質的な愛はないかもしれませんが、これって逆につらいものがありますよね。フランスでは女房を寝取られた男を「コキュ」と呼ぶそうですが、精神的な方がなんだか本当に悲しいものがあるなぁ~。

犯人が警察に、反省や苦しみを訴えていますが、こりゃあ演技ですね。もう裁判に向けた対策を弁護士に教え込まれているだけです。

だってね、奈美子さんを殺した時に首を狙っているでしょ。人間の体で、一番確実に殺すことができるのは首なんですよ。胴体を狙っても、心臓や肝臓を傷つけない限り、ほとんど死には至らないはずなんです。心臓は肋骨や胸骨で囲まれていますし、肝臓の位置は通常右か左か分かる人は少ない。しかも、切っただけでは臓器まで届きません、深く刺さなければ命を取ることは不可能。その点、首は頸動脈が表面にありますから、何回か切ったり刺したりすれば致命傷になります。ただし、血液が噴き出すでしょうから、返り血を浴びるのは必至でしょうね。

通常、素人が他人を殺そうとする時には首を狙わずに胴体を狙うと思うのです、的が大きいですからね。首を狙ったということは確実な殺意があったということでしょうね。

この犯人はサイコパスですよ。犯行がばれたら家族や親族に迷惑がかかると供述しているようですが、普通そこまで考えられる人間なら、犯行前に思い止まるはずです。サイコパスは演技も上手いらしいですからね、へっちゃらで嘘も付くと言います。

もし、この犯人に子供がいたら、その人が一番かわいそうです。旦那は他人ですが、子供は「血」の繋がりがありますからね、しっかりケアしてあげないといけません・・・旦那であるお父さんがしっかりね。

 

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2025年11月 3日 (月)

死刑!

私は死刑と言う今の日本の最高刑罰には賛成です。人を殺すわけですからね、その被害者のこれからの人生をすべて奪うのです。加害者が自分の意志で被害者を殺すということ、この事に関してしっかり責任を取ってほしいものです。良く国際社会は、日本を批判しますし、日本人の中にも死刑廃止論者が「人間が人間を殺す事への残虐性」を言いますが、今の日本では人一人を殺しただけでは簡単に死刑にはなりません、いわゆる永山基準ってのがありまして、一人殺したんなら重くても無期懲役、二人だと死刑の可能性もあり、三人では死刑!という緩い基準があります。ですから、死刑に至る判決はかなり重い基準なんですよね。誰でも彼でも殺人者は死刑になる訳でもなく、10年以下で出てきてしまう殺人者がほとんどです。1985年に豊田商事会長殺人事件という衝撃的な事件がありましてね、詐欺グループの親玉にヒットマン二人が、マスゴミが集まる部屋の中へ押し入り殺してしまったんですね、部屋の中で起きたことなので、殺人現場は映されませんでしたが、テレビ中継は窓を押し破っていく犯人を撮影、殺してから出てくる犯人も撮影。しかし、マスゴミの皆さん誰一人としてこの犯行を止めることはありませんでした。

でもこの二人の殺人者への量刑は懲役10年と8年ですから、今世紀を待たずに娑婆に出てきていたんです。ですから、今回の名古屋市西区主婦殺人事件の犯人も、安倍元総理を殺した犯人も死刑にはならないでしょう。

外国、特にアメリカなどの白人国家では死刑になる前に警察官が犯人を射殺してしまうケースが多いので、死刑に至らないのも確かです。

また冤罪の問題があるから死刑廃止を主張する方が居ますが、これは論理のすり替えに他なりません。冤罪はもちろん許されることではありませんが、それを理由に死刑を廃止ってことは無理があります。冤罪のないような取り調べをするようにするべきで、事実今の取り調べはかなり昔と比べて緩くなっているようで、大きな声を出したり、机をたたいての取り調べは脅しと取られ、裁判には検察側の不利になるようです。

私が唯一、死刑に対して危惧することは、死刑執行のボタンを押す刑務官の、精神状態です。いくら、極悪人でも普通の生活を送ってきた刑務官が、仕事とは言え人間を殺して良いものか。というトラウマに。苦しめられるのではないでしょうか。なんでも死刑のボタンは複数あって、何人かが同時にボタンを押すことによって、その精神的な負担が分散されるようになっているんだとか、しかしこれでも嫌ですよね。昨日言ったことですが人間が人間を殺すってことは余ほどのことでないと出来はしません。この辺の刑務官の心の負担って事を、人権派と言われる死刑廃止論者は指摘しないものなんでしょうか・・・不思議で仕方ありません。

さて、主婦殺害の犯人ですが、やはり犯行時に手に怪我をしていましたね、玄関に自分の足跡が付くくらいの出血でしたから、かすり傷ってことはないでしょう。これは私が昨日指摘したように、犯人に家族が居れば、絶対に知っていたと思いますね。犯行の一年前に、クラブの同窓会で悟さんと会ったときに、お互い結婚しているし姓も変わっていたということですから、配偶者は少なくとも居たものと思われます。警察はその辺の取り調べをするのでしょうか。現在犯人も69歳、犯行時は43歳です。子供が居ても不思議ではないのですが、居ないほうが良いですね。

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2025年11月 2日 (日)

人間が人間を殺すということ

子供ってのは非常に残酷でしてね、私も子供のころは蛙や蛇をへっちゃらで殺していましたし、昆虫なんぞも這っていれば踏みつぶしていましたが、成長するとともに命ってものに敏感になってきましてね、歩いていてアリの行列があると、避けて歩くようになっています。これは単に宗教観だけではなく、命と言うものに敏感になっているのだと思います。ですから、人間が人間を殺すということは、よほどの覚悟がないとできないと思います。今回の犯人は、刃物で何度も被害者である人間を切ったり突いたりしているはずです。自分の手や頭脳にその感触が残っているはずですし、犯行前にも肉や血管を切り裂く想像ができると思います。それがへっちゃらでできるんですから、とてもまともな人間だとは思えません。
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名古屋西区での26年前の主婦殺人事件、被害者は32歳の母親でした。この地区での事件でしたから、時が経ってもテレビでは毎年、事件を報道して被害者の夫が、事件があったアパートをずっと借り続けているという話は有名でした。

まだはっきりした事は報道されていませんが、この容疑者にDNAの提出を要請するまでの経緯がわかりませんね。確かに真犯人なら、DNAが判明した時点でアウトなんですが、そこまで辿り着いた経緯ってものを知りたいですね。

それにしても被害者の夫である悟さん、執念はお見事でした。被害者がなくなっている以上、おめでとうとは言えませんが。今までのご努力尊敬申し上げます。26年ですからね、四半世紀。被害者の26年、加害者の26年、それぞれ意味は違いますが加害者の人生では、老いさらばえた26年ではなく、美味しいものも食べ、楽しいことも見たり経験できた26年、彼女に犯罪者として追われる意識はあったのでしょうか?

なんだか、被害者の幼子の前で平然と、何度も刃物を振るっていた姿を想像すると、どうもそんな人間ではないと思われます。昨夜のNHK

の番組では、悟さんが犯行現場をそのまま残している部屋や台所も映されていましたが、壁やキッチンに血液が飛び散って、血の海と言う表現がぴったりでしたよ。返り血もすさまじいものだったと思います。公園で、その地を洗い流したと伝えられましたが、これはとても公園の手洗い場などで洗い流せるものではないと思われ、そのころ家族が居たんなら気が付かないはずはありません。またその犯行を2歳の子供の目の前で行ったんですから、まさしく鬼畜の仕業です。ですから、この女は反省なんて言葉は頭の隅にもないと思います。

今回のDNA提出にしても、もう逃げられないと思っただけの話でしょうね。

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2025年10月29日 (水)

熊の話は続きます

連日熊の出没が話題になり、被害に遭って亡くなった方や大けがをした方が、報道されています。年間での死者数は過去最高に上り、10人を超えたとか。相も変わらず「熊はかわいい動物だから殺すな」とか「山に帰してやればよい」とかの馬鹿な連中が湧いてきているようですから、自衛隊に出動要請するよりも、批判する方々に「熊さん説得隊」を作って、山に行っていただこうではありませんか。優しい方々が、こんこんと熊さんに、お説教をしたり、なだめすかしたりして、人里に出てこないように懇願するのです。もちろん説得に成功したら、誓約書に爪印を頂いてきてほしいものですね。誓約書じゃなくて、顔に爪印もらうかもしれませんが・・・・・

さて、数日前のFacebookを見ていたら、掛川の兄が「掛川でも熊の目撃情報があり、小学校の児童が教員付き添いで下校してきた」という報告がありました。教員が付き添っても、熊さんが「あ、先生が居るから出て行くのやめよう」とは思わないでしょうけどね。

翌日、兄がその目撃した方々にお会いして話を聞いたところ、どうやら「カモシカ」を見て、熊と間違えたようだということになったようです。カモシカは黒っぽいですからね、しかしカモシカが居るってことも驚きですね、私が子供のころはもちろん居なかったです。

そして、翌日に駒ケ根の宮崎さんのFacebook投稿がとても面白かったです。

宮崎さんは今、地区の役員をしていて、色々な公共の仕事に駆り出されるのだそうです。常に、同年代(老人と言っても良い方々)とお話をしているんですが、こんなことを言っている方がおられたようです。「ニュースではあちこちで熊が出没して、事件が起きているが、この辺は、熊が居なくて良かった」と。

そこで宮崎さんがそこから見える畑にある足跡を、あれが熊の足跡、こちらがキツネで、こちらがタヌキだと教えたら、びっくりしていたようです。宮崎さんは、もう何十年も前から身近に熊が出没していることは知っていますが、むやみに住民に恐怖を与えるようなことはしていません。

掛川の話を宮崎さんに伝えると、「もう掛川には熊が居るでしょうね」とおっしゃいました。私が「住民が気が付かない、気が付く努力をしてないだけなんですね」とコメントすると「いいね」が付きました。地図を見れば一目瞭然。南アルプスから赤石山脈・・・それにずっと山が繋がっているんですからね。

この近辺でもキツネやタヌキが暮らしているって言っても信じない方々が沢山いるのと同じです。

 

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2025年10月26日 (日)

ロティサリーチキンは

高市さんの所信表明演説、断片的にニュースで見ました。それまでにもネットニュースでは、ヤジの様子や批判や同調があちこちにで散見しましたが、ヤジに批判的なのは政権側に近い人間と、かなりまともな人間。ヤジに好意的なのは、左翼の人間ですが、不思議と自分たちは中道だと主張するんですよね。しかしね、あのヤジの様子、自分の子供や孫たちに見せることができますか?どうやって説明するんでしょうね。学校でも自分の主張が通らなかったら、校長先生がお話していても、朝礼の時に担任の先生がお話をしていても、ヤジを飛ばして良いと教えるんでしょうか?

またヤジが下手糞で、やはりこういったヤジでも「阿吽の呼吸」ってものがあると思うんですよ、高市さんの言葉の合間、息継ぎにズバッと簡潔明瞭に言わなければ意味がなくて、長文を言おうとしてしどろもどろになったり、高市さんが間を開けて助けてもらっているようではお話になりません。立憲共産党の議員が自画自賛していましたが、ありゃ馬鹿だわ。

さてコストコで買ってきた「ロティサリーチキン」ですが、やはり一日では食べきれませんでした。
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翌日我が家では、残りのチキンの骨を外して、トマト煮込みにしてみました。野菜はたっぷり入れて、トマトはカルディのトマト缶。ニンニクスライスをオリーブオイルで炒めて香りを出して、玉ねぎジャガイモ・ピーマンを入れたらとても美味しかったです。
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暫くすると長女からラインが入り、残ったチキンを炊き込みご飯にしたようです。炊き込みご飯は、匂い消しになる野菜かハーブを入れたほうが良いでしょうが、しょうがのようなものが見えますから、これで十分でしょうね。食べる前に、刻んだネギを乗せると美味しそうですね。

このように色々、アレンジしたりしながら大容量のものでも、うまく活用していけば、コストコも無駄になりません。と言いましょうか、十分家計に協力してくれると思いますね。

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2025年10月24日 (金)

熊問題(続き)と小野田紀美さん・2

現在の熊や野生動物の問題はまさしくこの小野田さんのおっしゃる通りだと思いますね。

一つ追加するなら、外来の生物(ヌートリア・アライグマ・キョンなどの大型哺乳類だけでなく、鳥類や、爬虫類、魚類、昆虫などの無脊椎動物は人間に危害を加えるだけでなく、在来の日本固有の生物を駆逐してしまう恐れがあるのですから、それらも含めて考えていただきたいものです。

 

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2025年10月20日 (月)

叩く叩く

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相変わらず、オールドメディアは高市さんを叩きまくっていますね。まだ総理大臣にもなっていない人をこれだけ叩きまくるってことが今まであったのでしょうか?最初に言っておきますが私は高市さんのファンでもなく、自民党の党員でもありません。上のイラストは中日新聞が、公明党に三下り半を突き付けられた高市さんを揶揄したものなんでしょうが、金の問題が一因なら、なぜ石破さんの総理就任中に、もっと厳しく対応しなかったのでしょうか、与しやすい総理の時は、なあなあで与党のうまみを享受しておいて、気に入らない高市さんになりそうだと分かると手の平を返す態度に出る。これはある意味自民党と高市さんに対する嫌がらせと恫喝でしかありませんね。あわよくばもっと良い条件を引き出せるか、もっと良い条件の政党と組んで、再び与党になろうともくろんだだけだと思っています。
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私はワイドショーは全く見ませんが、おそらくテレビも似たようなことだと思います。不思議なのは、週刊誌も軒並み高市さん批判です。上は週刊新潮最新号、まるで高市さんの男性遍歴を暴露したような記事ですが、なんてことはない政治家なら、誰かとくっついたり離れたりするのは当たり前ですし、利用するされるも当たり前、純真な乙女じゃないんですからね。こんなことは週刊誌の記者ならわからなければいけないことでしょう。
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週刊プレイボーイも今週号ではこんな記事。話は長くなるが、高市首相となってもお先は暗く、短命になると書いてあります。だけどこれってだれが首相になっても同じなんじゃないかな、公明党が引き続き自民党とくっついていても、この群雄割拠(団栗の背比べとも言います)のような状態が解消されて、昔の自民党に戻ることはないでしょう。

しかし、ここまでオールドメディアなどのマスゴミがこぞって高市批判するなんて不思議ですね。何か、裏があるのではないでしょうか・・・

こんな状態って前にあったなぁと思っていたら、そうそうアメリカでのトランプさんが最初に大統領になった時、あの時もマスゴミはこぞってトランプ批判をして、トランプさんの敗戦と予想したものでした。最近では参政党の躍進した選挙前もそうでしたね、完全にマスゴミは参政党を右翼の排外主義者だと決めつけた報道をしていましたからね、選挙活動を異常に妨害している連中には何の批判もせず、その妨害者に対する参政党の言動ばかり取り上げていました。

再び、なぜこのような報道ばかりマスゴミがしているのか?何が都合が悪いのか?私は中国の利権ではないかと思っていますけどね。

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2025年10月11日 (土)

公明連立離脱

今朝の中日新聞を見て驚いた。

一面のコラム『中日春秋』にこのように書いてある。

権力闘争に明け暮れる自民党国会議員は肉食獣なのに対し、公明党議員はおとなしい草食獣である。政治記者だった〇〇さんが著書『公明党』で例えている。自民党は権力者になりたい人の集団で、ポストを争う切磋琢磨でもまれ手練手管を身に付ける。一方の公明党は出たい人より出したい人の集団。支持者らのために政策をこつこつ勉強するが、駆け引きは不得手である。事項で対立が生じると協議は百戦錬磨の自民のペースで進み、多くは公明が歩み寄って決着する・・・云々。
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ずいぶん公明党の肩を持ったものである、これが日本の新聞の実情である、公正なんて言葉はまるでない。政権与党を批判するのは、メディアの役目ではあるが、公明党が大人しい草食獣???

公明党の支持基盤ってなあに?と聞いてみたい、カルト教団とも言える、某宗教団体だよ。信者に教祖様の本や新聞を大量に買わせ、折伏と称して一般人に配らせていたことも、霊園の土地を何か所か買わせたり、こんなことは統一教会と何ら変わらなかったことは新聞社でも、知っているはず。それが国政に参加して、羊の皮を被った狼になっただけなのに新聞はしっぽを振り続けている。国政参加は、マスゴミやメディアに批判されないための、彼らなりの武器だってことに気が付いていない、いや気が付かないふりをしているだけ、また近年の新聞の信頼の落ち込みで、批判すると購読数が減るから忖度しているだけだろう。

いつも言っているように、公明党の選挙ってどこかおかしいんだよね。誰かが支持して、一票一票投票者を決めている、国政はもちろん立候補者が少ないから決まってしまっているが、地方選挙では見事なまでに、票数がばらけずに、複数人が当選していく。これでも違反ではないというかもしれないけど、あまりにも見ていて「気持ち悪い」と思わないのだろうか。

私は、連立解消には手を叩いています。高市さんもせっかく女性として初めて、自民党総裁になり、もしかしたら女性初の総理大臣になれたかもしれないが、今回は総理になれなくても良い。またチャンスは巡ってくると思う。

それにしても、テレビや新聞、他のメディアも高市批判がすごいなぁ~。テレビのコメンテーターも女性がかなり批判しているし、批判する人ばかりを出してるんじゃないかと疑ってしまいますが、まだ高市さん総理にもなっていないし、政治ってなにもしていないんですよね・・・

公明党は草食獣ではなく『鵺』だと思うし、次はまた政権の取れそうな政党を探す『蝙蝠』だよ。

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2025年10月10日 (金)

ノーベル賞

今年のノーベル賞が発表され、既に日本人の方が二人受賞されるようで、同じ日本人としてはとても嬉しく誇らしいですね。

しかし、レコード大賞やアカデミー賞とは違い、今年度のノミネートなどありませんから、この地方の私立大学に現在、在籍しておられる著名で有力な候補者に前もって、テレビ局が中継を出して、放送するのはいかがなものでしょうね。こんな事をご本人は望んでおられるのでしょうか?

そもそも、この有力な研究者はその大学(名城大学)の卒業生でも、ノーベル賞を受賞するに値する研究を、その大学(名城大学)で行ったのでしょうか?

結局、退官された研究者を私学が金をかけて取り込んだだけだとも言えます、ただし優秀な頭脳を外国に流出させないより良いのかもしれませんし、飼い殺しにされてお気の毒とも言えます。

こういった優秀な研究者を、国や公的機関で研究を続けさせてあげてこそ、日本の研究機関が発展して行くのに必要なことなんでしょうけどね。

そして、毎年このノーベル賞発表の季節になると、お隣の国から怨嗟の声が聞こえてきます。

日本出身のノーベル賞受賞者は30名ほどいらっしゃいますが、韓国出身者は2人しかいない。しかも、科学分野はゼロである。と。

このことに関して、韓国では毎年侃々諤々、色々な嘆きと原因分析が、ニュースやコラムに出ているようですが、今年はこんな分析もされていたようです。

即ち韓国の医学部の学生は、大学を出ると美容整形や美容皮膚科に進んでしまい、大金を稼ぐことが一番多くの進路となり、稼ぎの少ない基礎研究などには進まない。と分析しています。しかしこれは少し変ですね、今のノーベル賞の対象となる研究は、ここ10年や20年で行われたものではありません。今年の日本人受賞者も、お二人とも70歳以上です。

しかしこれはあながち、間違った分析ではないかもしれません。日本でも、現在、外科や内科などの本来の医学系を嫌う医学部出身者が多く、将来の医者不足に陥ってしまう恐れがあります。つまり、今噂されている直美と言われるシステムです。

(医学部を卒業し、2年間の初期臨床研修を修了した後、内科や外科といった保険診療の経験を積まずに、直接美容外科や美容皮膚科に就職する医師のことです。)
今に日本でも韓国と同じように美容整形天国になる恐れはありますね。一度、美容整形外科に行った人たちが、外科や内科に帰ってくることは実質不可能でしょうし、経験不足から何もできないでしょうね。
では日本人のノーベル賞受賞者はこの先減ってしまうのか・・・・それは何十年か後に結論が出ますね。

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2025年10月 6日 (月)

熊問題・3 シナントロープ

またまた熊の出没が相次いでいます。埼玉県でも出たとか、白川郷で外国人に怪我をさせたとか、毎日日本のどこかで出現して、ニュースになっています。以前お伝えした、間接的な餌付けを人間が行っているという話ですが、イノシシや先日私がいただいた鹿を有害鳥獣として、捕獲する人が近年多くなりましたが、このくくり罠猟も放置しておけば、立派な餌付けとなるようで、罠にかかったイノシシやシカを人間が定期的に見回らないと、熊がしっかり食べているようです。

また宮崎さんは『シナントロープ』という言葉も使われていますが、これは動物が人間の生活に依存して暮らしていることを指します。例えばスズメやツバメは人間の住宅や倉庫など、に巣をかけて子育てをします。そこが人間の存在で、蛇や猛禽類が来ない安全な場所だと知っているからです。

ヤモリやアマガエルは、人間の家の明かりを利用して、寄ってくる昆虫を食べて暮らしています。

都会の皆さんはあまりご存じないかもしれませんが、ケリという鳥は田んぼや畑など又は、空き地に巣を作り産卵をして子育てをします。明らかに人間をボディガードとしているのが見え見えです。コチドリが農道の轍の間に産卵しているのを見た時は驚いたものです。

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で本題ですが、最近の熊の出没と、人間への被害でのキーワードは「子連れぐま」ですよね。

これが最近シナントロープではないかと言われています。つまり、子熊を連れた母熊の一番恐ろしい敵は、成熟した雄熊だと言います。雄熊は交尾するためには、母熊の連れている子供を殺さなければならないのです。当然抵抗する母熊にも襲い掛かって来て、致命傷を与える可能性もあります。ですから。雄熊があまり近寄らない人間社会との境界線で暮らしているのだとか。これも立派なシナントロープだと言えますね。

もちろん動物は意識してやっているのではありません、長い年月でDNAに植え込まれていくものだと思います。ですから、人間と偶然出会えば攻撃してくるのは仕方のない事なんです。

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