2019年7月30日 (火)

第九の波濤

出身大学から同窓会誌が届きました、まあ出身大学以外からは絶対に届かないでしょうがね。
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今回ちょっと趣向の変わった漫画の表紙です。中を読んでいくと、この『第九の波濤』という少年サンデー連載の漫画の作者『草場道輝』さんが長崎大学水産学部出身で、ひょんな事からその大学に入学してしまった青年の水産学部独特のキャンパスライフや、長崎での体験が描かれているとか、早速本を買って読んでみました。
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作者は私より17年後輩だと思います、これくらい違うと年代間のギャップがかなりあるでしょうね。まだ2巻までしか見ていませんが、それでも学部独特な自己紹介、挨拶、早朝訓練など、ちょっと最高学府らしからぬ事が起きてきますので、ずっと勉強ばかりしていた人には抵抗感があるだろうと読んでいたら、案の定その辺にも触れています。50年近く前でもありましたからね、私は粗野な高校で育ちましたから全然抵抗感はありませんでしたがね。

現在8巻まで出ているそうですから、一応全部読んでみるつもりです。懐かしいですからね。

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2010年4月 9日 (金)

鰻の完全養殖

http://www.asahi.com/food/news/TKY201004080525.html

ニュースを聞いたときに『完全養殖』ってことの意味が分かりませんでしたが、人工的に種苗生産された鰻から、種苗を採ることができた。つまり、受精卵が孵化して、飼育中であるということらしいですね。このニュースで少し意味が分からないのが、

「今回、稚魚を全長45~70センチ程度まで成長させ、約50匹にホルモンを繰り返し投与して成熟させて人工授精し、1匹が3月26日に約25万粒の受精卵を産んだ。」

とありますが、体内で人工授精させて、受精卵を産んだということなんでしょうか?鰻は体外で放卵、放精が行われて、体外で受精するものと思っていましたので、認識を変えました。つまり、天然界でも交尾するという意味ですから、益々、鰻は精が付くというイメージになるかと思いますがいかがでしょうか?

当地区は、鰻の一大生産地ですので、喜ばしいことだとお喜び申し上げます。しかし、知り合いの鰻養殖業者は、全く無関心という訳ではありませんが、比較的冷めていて、近年のシラスウナギの不漁による価格高騰を抑えるようなことは不可能だと思っているようです。

それはやはり、養殖種苗であるシラスウナギになるまでの時間がかかりすぎるということでしょうね。今回使用した親鰻もシラスウナギになるまでに、1年以上かかっているのではないでしょうか。これではコストがかかりすぎます。もちろん、初期のレプトケファルスの餌も分かりつつあるようで、今後の研究が待たれます。

では天然のシラスウナギは一体どれくらいかかって、成長しているのでしょうか。

これは、シラスウナギの耳石という器官を削って調べることにより、判明していて日令で180日位なんだそうです。つまり、天然で0.2グラムに満たないシラスウナギになるまでに半年、捕らえられて養殖し、蒲焼きになるまでに半年という訳です。

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