ノーベル賞
今年のノーベル賞が発表され、既に日本人の方が二人受賞されるようで、同じ日本人としてはとても嬉しく誇らしいですね。
しかし、レコード大賞やアカデミー賞とは違い、今年度のノミネートなどありませんから、この地方の私立大学に現在、在籍しておられる著名で有力な候補者に前もって、テレビ局が中継を出して、放送するのはいかがなものでしょうね。こんな事をご本人は望んでおられるのでしょうか?
そもそも、この有力な研究者はその大学(名城大学)の卒業生でも、ノーベル賞を受賞するに値する研究を、その大学(名城大学)で行ったのでしょうか?
結局、退官された研究者を私学が金をかけて取り込んだだけだとも言えます、ただし優秀な頭脳を外国に流出させないより良いのかもしれませんし、飼い殺しにされてお気の毒とも言えます。
こういった優秀な研究者を、国や公的機関で研究を続けさせてあげてこそ、日本の研究機関が発展して行くのに必要なことなんでしょうけどね。
そして、毎年このノーベル賞発表の季節になると、お隣の国から怨嗟の声が聞こえてきます。
日本出身のノーベル賞受賞者は30名ほどいらっしゃいますが、韓国出身者は2人しかいない。しかも、科学分野はゼロである。と。
このことに関して、韓国では毎年侃々諤々、色々な嘆きと原因分析が、ニュースやコラムに出ているようですが、今年はこんな分析もされていたようです。
即ち韓国の医学部の学生は、大学を出ると美容整形や美容皮膚科に進んでしまい、大金を稼ぐことが一番多くの進路となり、稼ぎの少ない基礎研究などには進まない。と分析しています。しかしこれは少し変ですね、今のノーベル賞の対象となる研究は、ここ10年や20年で行われたものではありません。今年の日本人受賞者も、お二人とも70歳以上です。
しかしこれはあながち、間違った分析ではないかもしれません。日本でも、現在、外科や内科などの本来の医学系を嫌う医学部出身者が多く、将来の医者不足に陥ってしまう恐れがあります。つまり、今噂されている直美と言われるシステムです。






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