岡崎にある大樹寺へ行ってきました。
岡崎は近くなのですが、通るだけでほとんど知らない町です。徳川家康が産まれたところですから、いろいろ有名なところがあるのは知っていましたが、初めて訪れるようなものです。
まず名鉄で岡崎公園まで行き、公園の中を散策。
復元された天守閣が有り、中は資料館になっているようですが、今回は省略。何しろここから大樹寺まで歩かなくては行けません。方向音痴の私としてはまともにたどり着くか心配なのです。
堀や石垣は残っているところもありますが、建物は残らなかったようですね。
公園を出て北方面へ出発、川沿いに遊歩道があるので途中までは迷わず歩くことが出来そうです。
大きな間違いもなく大樹寺に到着。

徳川将軍家の菩提寺としてあまりにも有名な大樹寺です。寺領も大きかったと言いますから、当時はこの辺一帯がお寺だったと推測されます。事実この道路の南側が大樹寺小学校ですが、総門というのは大樹寺小学校の中に有り、一般人は入ることが出来ません。今見えているのは山門です。
お参りしてから、有料の宝物を拝観、家康像やふすま絵など貴重なものがありますが、このお寺で一番有名なものは歴代の徳川将軍の生存していた頃の等身大の位牌があること。これらは撮影禁止ですから、もちろん写してきませんでした。
面白いのは初代家康さんから14代家茂さんまでで、慶喜さんのものはありません。お寺側も探したそうですが、慶喜さんは神道でお葬式をしたため位牌がないのだそうです。・・・という徳川宗家からの連絡があったそうです。
多宝塔は家康さんの祖父の松平清康さんが建立したものだそうです、清康さんも家康さんのお父さん広忠さんも早くに亡くなっているんですよね。家来に村正の刀で殺されたとか、村正妖刀説の始まりとも言えるようです。
実は大樹寺の山門から、総門を見ると一直線に岡崎城の天守閣を望むことが出来ます。すなわち本堂伽藍から城を望むことが出来るよう作られたと言います。ただし、家光さんの時代ですから、その頃の城の主は変わっていたはずですが。
直線で3kmと言いますが、そんなにないんじゃないかな?
最近のコメント