2024年10月 1日 (火)

侍タイムスリッパー

この映画をはぜひ観なければと思っていたのですが、メジャーな映画ではないので私がいつも行くTOHOシネマズでは上映されないだろうと思っていました。調べてみても上映の予定がなく、仕方ないので「侍タイムスリッパー>愛知県>上映館」で検索をかけると、なんと我が家から歩いて5分の例のパチンコ屋(パチンコ屋はもう営業していません)5階で上映することが判明。

封切りから3日目に行ってきました、この映画館はもちろんネット予約などない所で、切符もありません。受付でお金を払い、ロビーで待っていると上映5分前に入場のお知らせ、もちろん席の予約なんぞありません。座席数は100くらいでしょうか。

以前も何回も来ていますが、この映画館はインディーズ映画が得意なところでしてね、時々大手映画館ではやってくれない秀作を上映してくれますので、目を離してはいけません。

映画は実に面白い映画でした、皆さん近くで上映されていたら、ぜひご覧ください。

幕末の江戸時代から雷の衝撃で現代にタイムスリップした侍の、衝撃と心の葛藤、実に上手く表現されていますが、主人公の侍、高坂新左衛門の所作姿勢が実に素晴らしい、形が侍そのものです。主演は山口馬木也さん、その昔テレビの剣客商売で藤田まことさんが小兵衛を演じたときの、二代目大二郎役の方です。

確かに、今の世の中では時代劇は絶滅危惧種、子供や若い方々だけではなく、ある程度の年配者でも、言葉も所作の意味も分からない方が多いと思います。しかし、その一つ一つの礼儀と意味が分かってくると時代劇ってものは実に素晴らしいものだと分かってくると思いますね。

簡単な一例ですが、他家に入ったら大刀は腰から外して、右手に持つ。座敷で対峙するときは、大刀は右横に置く。これは右手で刀を抜くために、相手に敵意がないことを示すものです。

圧巻は最後の殺陣ですね、いつも私が言っているように、殺陣とは相手の刀を狙うものではなく体を狙って、攻撃するものです。刀同士が打ち合うのは体を切られる相手の刀を避けるためやむを得ない場合なのです。

この映画の侍二人はあくまでも、侍の常識と倫理観で現代を生き抜いていました。この辺が『碁盤切り』とはるかに違うところでしたね。『碁盤切り』は現代の解釈と倫理観を江戸時代に持ち込んだものなので、違和感がいつまでも残ってしまい、もう一度見る気にはなりませんでした。(『碁盤切り』は早くもamazonプライムで無料配信しています)侍タイムスリッパーは何回でも観てみたい映画です。

 

 

 

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2024年9月17日 (火)

少し前のニュース

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これ少し前のテレビニュースで使われた、地図ですね。

この辺の人間ならおかしいと直ぐに気がつくでしょうが・・・・・

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2024年9月 6日 (金)

エイリアン ロムロス


『エイリアン ロムロス』を見てきました。

正直な話、退屈な映画でした。宇宙船で宇宙に出て、漂流船があったらエイリアンが居た、と言う設定ならいつでもエイリアン映画は出来てしまいます。初期の頃のエイリアン映画は、これでもかこれでもかとエイリアンの視覚的な登場は遅かったのですが、今のエイリアン映画はコヴェナントから展開が早く、エイリアンの成長も著しく早いです。この早さってのは、見ている側には飽きも早いのです。しかも、これでもかって言うくらいエイリアンを進化させてしまうと、もうやることがなくなってしまうと思うのですが・・・・

初期の何作かのリプリーとエイリアンの確執ってのが面白かったですね、いつ登場するか分からない恐怖感がたまりませんでした。

私は第一作の最後の、猫がその後の展開に何か影響を与えているのだとずっと思い込んでいましたが、そういった想像力を働かせる映画を観たいですね。

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2024年8月27日 (火)

暴言・失言・放言

台風が近づいてくると、早朝の徘徊もままなりません。雨は何とかなるのですが、雷だけは避けられません。
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幸い今朝は、雨もちょうど止んだばかりで出掛けることが出来ました。ただし、雷除けに田園地帯や、川沿いの道には近寄りません。一番良いのが名鉄電車の高架沿いに徘徊することです。電車の線路沿いは避雷針がしっかり張り巡らしているでしょうからね。
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こんな日は、ホームレスの方も大変です。大手公園の二人の方々はどうしているかと見てきましたが、東屋にいる方は大いびきで寝ていました。しかし、屋根がある東屋でも台風の雨では、降り込みが多く寝てはいられないと思うのですが。

もう一人の自転車の方は、市役所横の建物の庇がある部分に上手く入り込んで、寝ていました。

さて、世間では何やら暴言だの失言だので、謝罪をしたり、仕事をなくしたり、大変な方が多いようですね。

女性タレントの方は、いつかやらかすことを今回やってしまったというだけで、消え去る運命だったと言えますね。批判する方々も、SNSで批判せずに見なければ良いだけの話です。私なんて、このタレントが出てくる番組は一切見ません。

和田アキ子さんの「トド」発言は、完全に大阪の乗りですね。大阪ってのはすべてが吉本新喜劇ですからね、ルッキズムの宝庫。何しろ、身体的な特徴がない方は、実にお気の毒という風潮ですから、チビ・デブ・ハゲ・ブス・短足・なんて身体的特徴は、彼らの誇るべきものであって、決して短所ではありません、中には滑舌が悪いという特徴も活かしてしまう地域性ですからね。ですから、和田アキ子さんはちょっとお気の毒でしたね・・・ただし、仲間内・居酒屋当たりでの発言なら良かったのですが、公共放送でしたから、今の世なら突かれますよね。

卓球選手の早田ひなさんの、今行きたいところはと言う問いに「アンパンマンミュージアムと知覧にある特攻資料館に行きたい」と言う発言は暴言でも失言でもありません、これを特攻隊への賛美と勘違いして批判する輩も多いようですし、中国や韓国からも例のごとく批判されていますが、これは今の平和な世の中に比べ、好きなことも出来なかった若者がいるのだ、その時代と背景を学びたいと思ったのだと思いますね。6月に「あの花の咲く丘で君とまた出会えたら」という映画が公開され、それがタイムスリップした少女と、特攻隊員の交流を描いたものだったのですが、偶然私もアマゾンプライムで観ましてね。それが、極端な反戦ものでもないし、もちろん特攻隊を賛美するものでもない、観ている人間に考えさせるものと私には捉えられました。早田さんはこの映画を観ていたのかもしれません。

特攻ってのは、あの時代、お国のため天皇陛下のためと、時代と周囲の人間に刷り込まれて若い命を無駄に散らしてしまったのですが、彼らの思いは純粋だったと思います。決して、無駄死にではなかったと思います。今こういった若い方が、少しでも戦争の惨さ愚かさを感じてくれて、勉強しようとする気持ちが芽生えているのですからね。

しかしね、国のため、民衆のため、愛する家族のため、命を落としてまでも、敵に立ち向かおうとする気持ちはハリウッド映画にも継承されて行ってますよ、『アルマゲドン』『インディペンデンスデイ』『オブリビオン』アメリカ人でも、愛する人のために自分を犠牲にして戦う、ということには敬意を表していると思いますね。

最後になりましたが、体臭問題でクビになったフリーアナウンサー。これは炎上商売を狙ったのかもしれませんね。不思議と日本って国は、こういった発言をして炎上したり、仕事をなくした人間に甘いですから、仕事のオファーが続くんじゃないでしょうか。

ただし所詮は、キワモノ扱いでしょうけどね。

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2024年7月 1日 (月)

完全にぼやき

きょうは9:00から我が家がある共同住宅が断水になると言うので、東浦AEONに映画を見に行ってきました。

佐藤愛子さんモデルの『九十歳。何がめでたい』です。観客は殆どが、老人のみ、若い人は一人も居ません。

映画は我々の年代なら殆どが共感するような内容です。つまり、この時代若い方々には何も言ってはいけない。言っても無駄だと言うことでしょう。この辺のことは最近感じていましたが、改めて指摘されたことになります。映画はもちろん佐藤愛子さんがそれに抗っていく、それが面白いと半分揶揄されている。

しかし、この先若い方々はどうやって仕事を覚えていくんでしょうね?教えられることは拒否、自分で挑戦することはしない。これは常々私が申し上げている、立場が逆転してしまうのでしょうね。つまり、上司が新入社員にペコペコして、指示を仰ぐ。コンビニへ行けば、お客さんが頭を下げて商品を売っていただく。それでも人手不足ですから、売り手市場で直ぐに職場を辞めて(しかも自分で辞表は出せない)次から次へと、転職していくんでしょうね。

これね、もう日本では技術の進歩ってありませんね。

まあ映画は面白かったですね、佐藤愛子さんがモデルですから、我々には心地よいくらいです。

ただ、劇場で見てはいけませんでした。婆さんの数人連れが多いので、映画が始まるまでずっと喋っていました。さすがに、本編が始まってからは静かになりましたが、それでも時々話し声が・・・・・そして、映画が終われば直ぐに話し声・・・・・

私は予告編も好きですからじっくり見て、次に何を見ようか考えていますし、終わればエンドロールで余韻を楽しむのですが、全くよくもまああれだけ喋ることが出来るもんだと、発狂しそうでした。

あれなら、映画代でどこか喫茶店にでも行った方がずっと良いのに。

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2024年5月21日 (火)

アジは七味

先週残念な事に気がついてしまいました、なんと以前紹介した朝市のラーメン屋さん、平日は開店せずに、土日祭日だけになっているんだそうです。せっかく朝からラーメンを食べようと張り切って、早起きしたのにがっかりです。しかも、これは残念な事と言うより、心配なことがありました。なんと、あの高橋カンパニーのお店が閉まっているではありませんか・・・向かいの深谷さんに伺ってみると、腰を痛めてしまったらしいのです。彼がおいくつか分かりませんが、無理が出来ないお歳であることは確かです。

そして今朝、その高橋カンパニーは無事復活を遂げていたのです。「大変だったね」と声を掛けると、「いや~久しぶりにやっちゃったよ。ウォーターサーバーの水を持ち上げたら、傷めてしまった。もう水はどうでも良い」とお嘆きでしたので、お大事にと声を掛けてきました。
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さて、昨日お話しした長崎産の真鯵です。少し小振りですが、二人で食べるには十分。値段も1尾400円。とこれまた納得。
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例のごとく、ドレスで買ってきましたが、私のお約束、三枚におろす前に皮を剥いてしまいます。皮下の脂も、筋肉中の脂も良くのっていますので、塩焼きでも美味しいでしょうね。
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おろしてみると、卵巣がわずかに残っていましたから、産卵期の真っ最中と言うことかもしれませんね。アジの産卵期ってよく知らないんですよ私。この後、腹骨を剥いて小骨を全て抜きます。
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その後、やや薄く切りながら、お刺身を作って行きます。この辺の盛り付けは実に下手です。何回やってもダメ、芸術的なセンスがないのでしょうね。
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その後、このお刺身に適度に七味唐辛子を振ります。
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そして最後に刻んでおいた薬味を載せていきます。薬味はお好み、この日はネギと大葉、かいわれ大根のみじん切りです。

薬味をまきながら、醤油を付けていただきます。

七味唐辛子で味の刺身をいただくという食べ方は、孤独のグルメの井之頭五郎さんに教えていただいたものですが、実にピリッとして美味しいですから皆さん、味の刺身をお召し上がりになる際はお試し下さい。

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2024年5月19日 (日)

meg2

そのNetflix『meg2』が無料配信していたので、見てみました。

 

一作目は近年のハリウッド映画にありがちな、中国ヨイショ映画で呆れてしまい(映画館に行ったわけではありません、アマゾンプライムで無料で見たのです)続編が出来ても、お金を使ってまで行こうとは思っていませんでした。

結果は思った通り、荒唐無稽、ハチャメチャ、噴飯物の映画でしたね。T.rexを海岸で襲ってしまう古代の大鮫メガロドンを足で止めてしまう、ジェイソンステイサム、7,600メートルの超深海に居留基地があったり、その深海に4本足の恐竜が居て、地上にまで来てしまう。

だいたいジェイソンステイサムさんが、こんな映画に出る必然性がありません。この方は、アクション俳優で、サメや恐竜を相手にするより、人間と格闘している方がずっとピッタリなんです。

まあここまで酷いと、次回作はないでしょうから安心です。

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碁盤切り

『碁盤切り』は落語の演目が原作だと聞きました。

久しぶりに本格的な時代劇を見てきました。先週の映画から清原果耶ちゃん連チャンです。

元スマップのおじさんは、ブギウギの時のぼそぼそしゃべりだったらどうしようかと思いましたが、少しはまともな演技をしていました。

ストーリーとしてはやや現代物にアレンジしているのかと思われますが、一つ二つ突っ込みたいところもありますね。特に、ラストは一緒に行った婆さんも「あれでいいと思う?」と聞いてきたくらいですから、大いに疑問でしたね。

清原果耶ちゃんは実にきれいで、日本的な顔立ちなので時代劇には良く合いますね。もう一度見たいかと言えば、アマゾンプライムやNetflixで配信されれば見るでしょうね。

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2024年5月 9日 (木)

青春18×2 君へと続く道

https://www.youtube.com/watch?v=K8vBWQayWPc&t=2s

ずっと観に行きたかったのですが、やっと昨日行ってきました。

実は台湾との合同映画だと言うこと、おそらくラブロマンスではないかと言うこと以外は、台湾のしかも台南が舞台になっているという事くらいしか知りませんでした。台南は一度行ってみたい所なんですよね。

また台湾という国は、何かもう日本が無くしてしまった心と、景色が残っているような気がしてなりません。これは台湾映画や台湾のテレビドラマを観ていていつも感じることです。

この映画の題名の中にある「青春18」とはJRが年3回発売している、『青春18切符』と何か関係があるのか・・・・・

ネタバレになってしまうので、あまり詳しくは言えませんが、実に青春映画でしたね。

あまり押しつけがましくもないし、もちろんドロドロしたものでもない。観ていて爽やかに半世紀前の自分と並べてみることが出来ました。もちろん、私の半世紀前はこの主人公のような二枚目ではありませんでしたけどね、同じように恋をして来たことは確かです。

アミ役の清原果耶さん、実にきれいな女の子です。

爺さんは最近、こういった可愛い女の子を見るのが大好き、それがもう娘を見る目ではなく、孫を見る目に変わっているのです。ですから、家の中の会話でも「すずちゃん」「めいちゃん」「ポーリンちゃん」等等に続き「果耶ちゃん」が加わりました。

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2024年4月 5日 (金)

紅白歌合戦

先日、孫を車に乗せていたら小三のみちたんが、いつものようにお話をしてくれました。「日曜日に家族でカラオケに行ったんだ。みちはねマリーゴールドと○○○○を歌ったんだ」と教えてくれました。どちらもあいみょんちゃんの歌です。

そうだ、まだ紅白歌合戦を見てなかったんだ。

と言うことで、ビデオのリモコンを片手に一人で(二人では好みが違うので、リモコンで飛ばす時に揉めます)ゆっくり見ることにしました。司会の美波ちゃんは私の昔からのお気に入りですから、「ふむふむ上手にやってるじゃないか」と感心しましたが、明らかに見たことも聞いたこともない歌手が沢山出てきてその辺は全て30秒送りで飛ばしてしまいます。早い話が年寄りなので最近のしかも韓流なんぞは全く妙味がないって事です。

QUEENとアダムランバートは聞いてみたいと思ったのですが、やはりフレディマーキュリーを思い出すばかりであまり感動はありません。良かったのは薬師丸ひろ子さんと蘭ちゃんかな?特に薬師丸ひろ子さんは往時の歌声を保っているように感じました。

あとはポケビとブラビが懐かしかったですね。ビビアンちゃんは相変わらず可愛かったですね。

そして一番良かったのはあいみょんちゃんです。朝ドラの『らんまん』の主題歌を歌ったのですが、実に良い歌です。フルコーラスで聞いたのは初めてで、感動してしまいました。この曲はドラマが始まった頃に欲しかったのですが、アルバムが出ていなかったので買ってありません。もう出ているのかな・・・・今は配信が当たり前だから、そちらで買わなければいけないのでしょうか。

と言うわけで、私の昨年の紅白歌合戦は1時間でお終い。

 

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