2017年8月10日 (木)

『森の探偵』

自然界の報道写真家と言われる宮崎学さんの『森の探偵』が出版されました。

Gaku1 宮崎さんの作品は写真の素晴らしさはもちろんですが、何と言っても文章が面白くて説得力があります。単なる写真家の写真集とは違う、読んで楽しめる本になっています。
 思えば昭和50年代『アニマ』という季刊誌が平凡社から出版されていて(素晴らしいものだったのですが休刊となり、そのまま)昭和53年のものに宮崎さんの『けもの道』が特集されていました。信州の駒ヶ根付近のけもの道に無人カメラを仕掛けて、あらゆる動物を自然のまま撮影したもので、当時20代の私はビックリしたものです。
Gaku2  その後も『鷲と鷹』『フクロウ』『アニマル黙示録』もう紹介しきれないほど多くの作品を精力的に生み出しています。宮崎さんのこの精力的な原点は、やはり何事にも興味を持つということではないでしょうか?
 実は宮崎さんとは何度かお目にかかったことがありますが、そのきっかけは「サンマのお腹の中に鱗が入っているのは何故か?」という宮崎さんの疑問だったのです。そこで10年以上前一世を風靡した(大げさですが)fishmlというメーリングリストに入会され、侃々諤々とやったわけです。サンマの腹の中の鱗は棒受け網というサンマ漁のため、サンマが仲間の鱗を飲み込んでしまうと言うことが常識だったのですが、宮崎さんはサンマの群れが泳いでいる隣のサンマの鱗を食べているのではないかという仮説を立てたのです。こういったことは議論自体を楽しむため、サンマを焼いて実験する人が出てきたり、鱗が入っていないサンマは、網の中に入ってすぐ死んだため、鱗を飲み込む間がなっかっただの、みんなで楽しんだものでした。
横道に逸れてしまいましたが、やはり興味がある好奇心があるって事と、それに伴う行動力は素晴らしい作品を生むものです。
今回の作品『森の探偵』は宮崎さんの集大成かと思ったら、宮崎学作品の入門編と言えるのではないでしょうか。これを読んで、宮崎さんの一つ一つの作品に触れてみるのがよろしいかと思います。自然、野生動物に対する考え方が変わると思いますよ。
Gaku3 そうそう『アニマ』の裏表紙はミノルタの宣伝・・・キャンディス・バーゲンが若い若い。

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2017年2月 8日 (水)

サライ

 本屋で『サライ』を衝動買い。

Fujisawa  どうしても藤沢周平さんの特集であれば買ってしまいますね。読んでみれば特に新しい記事はないんですが、藤沢さんの作品をいろいろ思い浮かべて、藤沢さんの人となりというものを感じています。
 もう新しい作品が生まれてこないということは、非常に残念なことですが、何度も読み返して藤沢さんを偲んでいます。

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2017年1月10日 (火)

映画『この世界の片隅に』

 『この世界の片隅に』のアニメーション映画が大好評なんだそうです。私もこの原作の大ファンで、週刊誌に連載している時は毎週買っていまして、連載終了と共に週刊誌を買うのをやめてしまいました。その後単行本が出たので、購入してこのブログでも紹介しました。

 この作品の良いところは、ブログでも書いているように実に淡々として、良くありがちな反戦バリバリの作品とは違います。ヒステリックさや、大げさなところがない。それが真実味を帯びて、戦争の愚かさを我々に教えてくれるのではないかと思います。
Manga2  映画はまだ見ていませんが、原作に忠実なら素晴らしいものになっていると思います。

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2016年12月22日 (木)

好きな夫婦、嫌いな夫婦

 週刊文春にタレントの『好きな夫婦、嫌いな夫婦』のアンケート結果が出ていました。見てみると、かなり週刊誌やテレビのワイドショーに影響されているのではないかと思われますね。

Huuhu2  歌舞伎役者夫婦なんて、奧さんが明日をも知れぬ重病だって事で、かなり美談仕立てになってますしね。2位のプロレスラー夫婦でも同じです。長年夫婦をやっている方達も入っていますが、仮面夫婦だって可能性もありますよね。
Huuhu1  嫌いな夫婦1位でも同じで、マスゴミが煽った結果、栄えある一等賞を取ってしまったキムタク夫婦。まあ実際に嫌な奴らでしょうが、一等賞を取るまでのことはないでしょう。私なら3位の夫婦がダントツ嫌ですね。他も特に異論はありませんが、福山さんご夫妻は、八つ当たりって事でしょうね。

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2016年12月17日 (土)

64

 あまり先入観なく『64』という映画のDVD(前編)を借りてきて見たら、とても面白かったので後編を見る前に、本を買ってきてしまい、読んでしまいました。

64  『クライマーズハイ』等でお馴染みの、横山秀夫さんのミステリー作品です。昭和64年というたった七日間しかなかった時代に起こった、少女誘惑殺人事件。未解決故に現在までいろいろな思いを引きずっている、当時の担当した警察官や被害者家族。
 警察内部の言ってみれば派閥争い?主導権争い?が、この『64』と密かに警察内部で呼ばれている事件を、再び揺さぶろうとしています。
 ネタバレになるので、詳しくは言えませんが、実に面白い小説でした。映画の後編もそうあって欲しいと願っています。
 主人公の広報官三上は原作では醜男という設定ですが、実際には佐藤浩市さんが演じています。この醜男だから、三上の家庭に起こること、夫婦の情愛ってのもいろいろ表現されて、とても良かったんですけどね。まあ日本の映画では難しいでしょう・・・・・

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2016年11月22日 (火)

山口六平太

 高井研一郎さんがお亡くなりになったようです。

 トキワ荘には住んでいなかったようですが、最後のトキワ荘世代だと言えるでしょうね。赤塚不二夫さんのお手伝いをして、キャラクターを生み出していたと言います。
 『総務部総務課 山口六平太』は雑誌『ビッグコミック』に三十年連載されている、サラリーマン漫画。ほのぼの系の山口六平太が、会社の社長を始め新入社員からも愛され、いろいろな問題を解決していくんですが、類い希な能力で解決するのではなく、愛される人柄でいつの間にか解決しているという、真に今流行の癒やし系サラリーマンなんです。
6  先週号の『ビッグコミック』でも普通に連載は続いていましたから、急な事だったんでしょうが、肺気腫による肺炎で・・・・と書いてありますので、長期にわたって療養をしていたんでしょうね、肺気腫って完治はありませんし、肺炎にもなりやすいですからね~。タバコを沢山吸う漫画などの職業病なのかもしれません。
 寂しいですね、ご冥福をお祈りいたします。

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2016年11月 2日 (水)

嫌いな女

 久し振りですね~文春さんのアンケート『嫌いな女』シリーズです。

Bunsyun 今回は女性が選ぶ、嫌いな女だそうですが、最近ここに選ばれそうな女性が多く登場していますから、激戦が予想されます。事実、2位から10位までのベスト10内にはベッキーちゃん、れんほ~ちゃん、藤原紀香さん、工藤静香さんなど今まで11位以下だった方が飛び込んできました。皆さん、なんとなく理由が分かる方ばかりです。おかげであの泉ピン子さん、安藤美姫さん、久本雅美さん、上西小百合さんなどが軒並み順位を下げています。TAWARAちゃんの20位ってのは、単に露出度が減って、世間から忘れられようとしているだけだと思いますよ。
 他にはやっかみや八つ当たり的な要素で、名前が挙がっているような方もいるようで、吹石一恵さんなんかは典型的な例じゃないでしょうか。他にもドラマの役柄についていちゃもんを付けられてもね~それ、そういう役なんですから、却って上手だって事でしょ。
 まあ私も8割近くの方は同じ意見です。
 しかし不動の1位はそうあの大御所?面したゴッド兄ちゃん、和田アキ子さんでした。ぱちぱちぱち~うんうん良~く分かるな。

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2016年10月13日 (木)

究極のゲス

 その昔「日教組が日本を駄目にしている」と言って、責任を取らされた政治家がいましたが、かなりの日本人が首を縦に振ったと思います。悲しいかな教師や、日教組の批判は殆どの大人が表立って言う事が出来ません。自分の子供や孫が、人質に取られているようなもので、批判をすると何か差し障りがあるのではと躊躇してしまうからです。

Nikkyouso1  それにしても恐れ入りましたね~文春砲ならぬ新潮砲です。しかも、顎・足・女すべて人の金で賄っている、ゲスもゲス究極のゲスです。飲み代は一軒だけでも月100万円だとか、前述のようにそれに食事、タクシーチケット、愛人代は愛人の店で豪遊して恐らく代金に上乗せって事でしょうね。これはこの日教組委員長だけでなく、組織ぐるみで行われているようで、つまりそれが昔から連綿と行われているようで、罪の意識など全くないのでしょう。この遊興費に使われた日教組の金は、組合員である教師や教員の会費ですから、お気の毒な事ですが、私は同情しませんね、上り詰めれば同じ事をやったかもしれない組合員ですから。
Nikkyouso2  で面白いのが、この相手の女性。インタビューに二転三転しながらも、最終的にラブホに入った事は認めましたが、中では何もしていないお話をしていただけだ、って言ってるらしいです。だったらねこんな意味ありげな、いやそのものずばりなホテルじゃなくて、シティホテルでも入れば少しは言い訳も出来たかもしれません。後日、新潮記者が同じ部屋に入ったところ、ベッドの枕元にはコンドームとバイブレーターが置かれているんだそうです、もう目的はこれって感じじゃないでしょうか。しかし、こうやって週刊誌の記者に付け狙われると、その方々の性癖まで垣間見る事が出来ますから、のぞき見的な興味が豊富な我々は週刊誌を買っちゃうな~。
 しかし、このような左翼的な団体って、一見清潔なイメージがありますが、ほとんどが独裁状態になってしまって、私腹を肥やすか贅沢三昧、これって社会主義国家や共産主義国家の指導者と全く同じですね。

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2016年6月30日 (木)

ソロモンの偽証

以前から読んでみようと、第一巻だけ買って読まずにおいた『ソロモンの偽証』宮部みゆきさんの長編小説です。

Solomon 実は前後編で映画が作られ、テレビ放映されたのを録画してしまって、映画が先か本が先かと悩んだのですが、こういったものは結果を知ってしまうと読まなくなってしまう・・・つまり第一巻が無駄になってしまうということになるので、急遽本を読むことにしました。
あらかたのストーリーは有名なのでご存知でしょうが、中学校で一人の男児が飛ぶ下り自殺をした、それが同級生による殺人ではないかという疑いが出てきて、それが事実で荒れ嘘で荒れ、同じ中学校の生徒の心の中はもやもやした気分に充満されます。そこで、反対する先生を説き伏せ、中学生による裁判を起こそうという女子生徒、藤野涼子さん。
この子がね、実に魅力的に描かれている訳ですよ。いやいや惚れてしまうくらい・・・聡明で美しくてね、小説だけど本当に美しいってのが想像できる。
自殺に関わる色々な疑問、謎を中学生検事と弁護士が解き明かしていきます。月並みの言い方ですが、その経緯は手に汗を握るような素晴らしいテンポです。
詳しいことを言ってネタバレしてはいけませんが、読後さわやかな清涼感が生まれます。
また、第六巻の終了後に、藤野涼子さんの20年後の短編がおまけで付いていて、これはこれで微笑ましい結果となり、『ソロモンの偽証』の最後と言っても良いのではないでしょうか。

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2015年6月 8日 (月)

 嫌いな女

 久し振りに週刊文春の好き嫌いベストが発表されました。

Bunsyun1 今回はメルマガ読者1,578人の女性が選ぶ、嫌いな女ワースト50人だそうです。13歳から~86歳って言いますから、なかなか層が厚い。
前回は2013年だそうですから、2年ぶり、ちなみにその時のワースト5は、和田アキ子、谷亮子、久本雅美、小雪、泉ピン子、という頷ける方々がお揃いでした。
Bunsyun2_3 相変わらず、ビッグ3と言いますか4と言いますか健在ですね~。そこに食い込んだ安藤美姫さん、分かります分かります。それにしても、和田アキ子さんなんか全体の30%に近い方から圧倒的に支持されているんですから、しかも常連で、これは素晴らしいことです。それだけまだ芸能界で生き延びているって事ですからね。ただし、私も嫌いでまず見たくはありませんのでチャンネル変えます。
ワースト5は同じく見たくはありませんね~特に見たくないのが化粧品のCMをやっている久本さん、これが見たくないばかりに最近のテレビは録画でしか見ないと言っても過言ではありません。化粧品会社も何を考えているのか・・・・・いや待てよ、某巨大新興宗教の信者に買わせようと企んだのかもしれませんね、姑息な話ですが。
確かに他の方々を見ても、これは違うだろう~と言う方がいませんので、私も今回投票した女性に近いかもしれません。
前に言ったように、ここに出ているということは、まだ大衆に覚えて貰っているか、また最近嫌われるようなことをやったかですから、消えてしまうのも寂しいと思っている方もいるでしょうね。壇蜜さんなんて、もう出ていないじゃないですか・・・私好きですけど。
この中で、派手なことをしなくても恐らくこの企画に生き続ける人・・・・・嫌われ遺伝子が強い方は、上位の方以外で30位以下・・・蓮舫ちゃん、・・・アグネスチャンチャン・・・この辺はずっと生き残るでしょうね。他は2年後に「誰だった?」って方も多いと思いますよ。
それにしても、女性芸能人ってしたたかだから・・・・・

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