この世界の片隅に
開戦記念日のきょう、『この世界の片隅に』の映画をNetflixで観ました。その昔、漫画アクションに連載されていて、その漫画を見るためだけに、その週刊誌を買い、連載が終わって単行本が出たときにも、三巻を買って読み直してみた。
http://pinno601.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-4ad4.html
何回かこのブログでも紹介してきたが、実は映画が出来上がると聞いたときに、あの原作が違った姿に描かれはしまいかと危惧し、今まで観ることをしなかったのだが、やっと観る勇気が出て観てみた。
感想はと言うと、概ね原作に忠実で、実にきれいに描かれていてホッと一息。すずの声をのんさんが演じていて、彼女がすずさんの雰囲気を上手く出しているのに感心してしまった。
この物語、ほのぼのとし過ぎていて反戦ものではなさそうに感じるのだが、あの有名な『はだしのゲン』よりもずっと戦争の恐ろしさを感じることが出来ると思っていて、この三巻を小六になったゆずちゃんに貸しだしてあげた、時代の違いはあっても、何か感じるところがあるのではないかと思っている。
また一度では分からないことも、何度も読み返せば、この物語の素晴らしさがきっと理解できると信じている。
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