2024年11月30日 (土)

パキラの雫

ダイソーで買い求めたパキラは、順調に大きくなり、背丈は1メートルを越したと思われます。

やはり植物も愛情を持って育てなければいけませんね。常に、幹や枝、葉の状態を確認して、問いかけるようにした方が元気よく、育つような感じです。
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最近気がついたのですが、パキラの葉柄、幹に近い部分に水滴が見られます。触ってみるとやや粘り気があります、虫が付くと粘液を出す場合があるので、気になってネットで調べてみました。

するとこれは、パキラの蜜だと言うことが分かりました、葉で光合成によって作られた糖が温度の低下で運ばれなくなり、葉柄から染み出してきているそうです。舐めると甘いと書いてありましたので、やってみましたが確かに甘い。
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桜にも葉に蜜腺がありますし、アカメガシワの葉脈に蟻が集まっていることをアップしたこともあります。ですから、野生状態で気温が下がってきたら、蟻や他の虫が集まってくることがあるのかもしれませんが、パキラの原産国は熱帯アメリカだそうですから、寒い時期はなく常に成長しているのかもしれません。

ちなみにパキラは以前申し上げたと思いますが、アオイ科だそうです。つまり、ハイビスカスの仲間。学名はPachira glabra

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2024年11月29日 (金)

サネカズラ・続報

私、すっかり誤解していまして、サネカズラって植物は水辺に生えるものだとばかり思っていました。今まで見た数少ない観察地点が、水辺だったからかもしれません。昨年、運良く孫達の習字中の間に見つけた場所も、側溝沿いで近寄るにはちょっと危険な場所でした。
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しかし、一週間程前、例の隣町「里山風」の場所に、カラスウリを採集に行ったとき、その場所を抜けて、野菜の無人販売所を訪ねる際偶然、サネカズラを発見してしまいました。このような田舎の幹線道路です。左側の孟宗竹の竹藪。
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恐らくこの辺は、一番標高が高いところでしょう、と言っても数十メートルでしょうけどね。画像の中央付近に、赤いものが見えると思います。

この季節でないと気が付かなかったでしょうね、この写真が私の歩いている目線くらいです。と・・・言うことは・・・水辺の植物ではない、どこにでも生えてくる可能性があるということですね。
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実は前述のように、木製蔓性の植物であまり目立つものではなく、私には唯一、この実が赤く色づく季節にしか気がつかないのです。
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この場所は実に観察しやすい場所でしてね、植物の足下まで踏み込んでも危険はありません。

サネカズラの葉は椿の葉に良く似た、やや肉厚な葉です。しかし、これだけでは全く私には気がつきません。
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昨年発見した場所は、側溝の位置がやや分かりにくく、近寄って撮影することが出来ません。ここなら、花の季節(7~8月)に訪れて撮影することが十分出来ます。ただし、道路に車を停めることが出来ないような所なので、暑い中30分ほど歩いてこなければいけないのがちょっと心配です。

それにしても嬉しいですね、サネカズラ自体を近くで発見できたのが昨年、また花も観賞できるかと思うと、来年の夏が待ち遠しいです。

もう少し寒くなったら、もう一度真っ赤になったサネカズラを見に行ってこようと思います。

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2024年10月31日 (木)

秋も深まり・・・

しばらく、朝の天気が良くなくて久しぶりの徘徊でした。寒いかとも思ったのですが、半ズボンにタイツ、上半身はTシャツにそれでも、ウィンドウブレーカーを着て出掛けましたが、実にちょうど良い選択でした。顔も頭も体も全く汗が流れることはありませんが、風が吹いていると涙が出てきて、これがもう少し寒くなると鼻水になりますから、ポケットティッシュは必需品です。
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もう一つ悲しいのは、真っ暗で何も観察できないことです。もちろん暗ければ写真は撮れません、夏から観察している畑の暴風網に、カラスウリが赤らんでいるかと思いましたが、暗くて見えません。スマホの灯りで見てみても良く分かりませんが、ガガイモの実だけは観察してきました。
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6時を回る頃やっと明るくなり、亀城公園の例の栗の木を観察してきましたが、下に落ちているものとまだ木にしがみついているものが半々です。下には、栗のイガは落ちていますが、実は見られませんから、人間か動物が拾っているのかもしれません。

この、気になっているものを一ついただいてきました。
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子供の頃は普通に見ていたものですが、イガのとげはすごいですね。こうやってアップで見ると、イラガのようです。

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2024年10月28日 (月)

気根

妖精キジムナーが宿る木として知られるガジュマルは、桑の仲間Ficusです。イチジクも
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鉢植えのガジュマルは、人間の姿のような形をしていて実に幻想的で魅了があり大好きです。二つあったのですが、大きいガジュマルは娘にあげてしまいました、この冬を乗り越えてくれるか心配ですし、そろそろキジムナーも逃げ出しているのではないかと思います。
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夏の終わり頃から、気根が出始めました。放っておけば、細い気根がこのまま固まって、ヒゲのようになるのでしょうが、鉢の隅に穴を開けて、気根の先を穴に差し込んでみました。そうすることによって、気根自体が太くなり、また姿形が変わるのではないかと思っています。
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根元に生えた、シダもまだ健在。何となく、南方のジャングルの様相になってきたではありませんか。

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2024年10月24日 (木)

キヅタの花

月曜日は習字の日なので、孫達が終わるまで一時間あります。

涼しくなったので、近くの田園地帯の散歩と、自然観察です。
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アオバハゴロモかその仲間が居るかと、畑の周囲の雑木を観察していたら、キヅタの花を発見しました。特に珍しい植物でもきれいな花でもありませんが、花として認識したのは初めてなので、写真を撮ってきました。キヅタは「アイビー」と呼ばれる観葉植物に近縁な植物で、林縁などに生える木に絡みついています。公園などにもあると思いますので、探してください。ちなみに「アイビー」はセイヨウキヅタとも呼ばれています。
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そのキヅタがある畑の土手一面に、これは私が以前から言っている「キジカクシ」でしょうか?アスパラガスにそっくりです。栽培していたアスパラガスが野生化したものではないと思うのですが、あまり図鑑などには掲載されていません。
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花らしいものも所々に見え、実もなっています。
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そしてここは、昨年サネカズラの実を発見した場所。夏に花を探したのですが、時期が合わなかったのか、見つからなかったのか?現在でもサネカズラに色が付いていませんから、実に見つけにくい。所々に、まだ緑色のサネカズラの実が見えます。
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もっと近くに寄ればとお思いでしょうが、この木の根元は深い側溝になっていて、立ち入って近寄ることが出来ないのです。巻き付かれている木は何なのか今度調べてきますが、周囲からサネカズラだけでなく、アケビ・キヅタ・ツルウメモドキ等、色々な蔓が巻き付いて、日当たりを求めています。

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2024年10月21日 (月)

我が家のパキラの歴史・・・大げさ

昨日、アップしたパキラは2022年3月にダイソーで買ってきたもののようです・・・・

http://pinno601.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-103506.html

その時2鉢買ってきて、1つは娘が欲しいというので上げたのですが、それはもうとっくに枯れています。残った一鉢は我が家で生き延びて、昨年根詰まりをしていたので、植え替えをしその時、使った土の中に冬越ししたカラスウリの種子が入っていたため、発芽した顛末がこちらに書いてありました。

http://pinno601.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-291594.html

パキラという植物は丈夫で成長も旺盛なようで、今年再び植え替えをしなければいけないようになり、春先に行ったのですが、それからズンズン枝が伸び始め、今ではこれ位の大きさになってしまいました。
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私がパキラの栽培をよく理解しているわけではありませんが、買ってきた当初幹にいくつかの芽が出てきて、伸びようとしていましたが、三本だけを残して新芽を摘んでいました。それが良かったのか、3本の枝が順調に生長したということなんでしょうね。

鉢植えのアケビもまだ生き延びています。これは今後、大きくなるというより、どうやって維持させていくかだけでしょうね。
http://pinno601.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-f895.html

このアケビが発芽したのが、2012年の5月です。このアケビも、種子が冬越しして寒さを感じなければ発芽しないことをこの時知りました。もう12年になるんですね。
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そして、アケビとパキラの間のエアコンの室外機の上。ジュウニノマキがありますが、これは多肉植物で、いたずらに手を掛けると良くないと思い、寒さが収まった春、アケビの鉢の真ん中に置いてみました。暑さも。抑えられますし、アケビの葉や蔓で日よけになると思ったからです。

そろそろ冬が近くなったので、取りだしてみました。今年の春でしたか、子株が沢山出来ているとアップしましたが、その子株も大きくなりちょっと数え切れないくらいになってきました、20前後あるでしょうか。
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実は今年の夏、このジュウニノマキの一番大きい株から花穂が出て開花したのです。何しろ非常に撮影しにくい環境なので諦めましたが、花はキジカクシ科と言うだけあって、アスパラガスの花に良く似ていました。

ジュウニノマキは株分けをして数を多くすることはしません、この品種は100円ショップで売られていただけあって、あまり白い斑が鮮やかではありません、つまりきれいではないのです。しかし、一度栽培を始めたからには、捨てるわけにはいきません。頑張って一緒に生きていこうと思っています。

 

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2024年10月13日 (日)

アオバハゴロモ

http://pinno601.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-1cd83e.html

6月にアオバハゴロモの幼体の写真をアップしたとき、皆さんどこかでこの虫の成虫をご覧になったことはあるはずだと書きましたが、その後なかなか成虫の写真を撮ることが出来ませんでした。
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先日、一色町の公園で見つけましたが、集団で樹液を吸っているような姿ではありません。上の写真は、ハマヒサカキです。

恐らく、この虫にとっても樹液の好き嫌いは必ずあるものと思われます。私が子供の頃は、木イチゴの柔らかい芽に停まっているのを見たことがあります。
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この木はエノキの幼木です。

この虫の写真を撮るのは、子のきれいな青緑色を表現しなければいけませんので難しいですね。

それにしても、あの幼体がこのような姿になることを初めて知りましたので、人間幾つになっても勉強ですし、新たな感動もあるというものです。

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2024年9月29日 (日)

ガジュマル

今朝は2時頃から雨が降り、その30分後には雷の光と音で眠ることが出来ませんでした。

100円ショップの園芸コーナーを冷やかしていたら、ガジュマルの寄せ植えが売られていました。

確かに、ガジュマルって木は曲がるくねったような人体を思わせる、樹形が魅力的で、2年に一度ほど伸張しすぎた枝を切っても使い道がないと思われていました。

私も、半年ほど保てば良いかと思い、ガラス分で水栽培してみましたが、あまり成長も良くないし魅力を感じるものではありません。ただし、根は良く生長し、瓶の中いっぱいになってきます。
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そこで3つあった水栽培のガジュマルを寄せ植えしてみました。するとそれまで枝先に元気がないように見えたガジュマルに明らかに、勢いが出てきてなかなか存在感がある姿になってきました。これで、枝は6本ほどあります。

1本のガジュマルは、三木の姿を楽しめますが、寄せ植えのガジュマルは、全体的な樹形、林の姿を楽しむことが出来るのではないかと思っています。

来年の春には、元株のガジュマルを剪定しなければ行けませんので、そのころまでこの寄せ植えが益々存在感を見せてくれるのを祈ります。

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2024年8月31日 (土)

シマトネリコ公害

台風はゆっくり東進して紀伊半島の潮岬の直ぐ沖合に有るようです。すぐに熱低に変わってしまうようですが、雨雲の量が多いので、今後も被害の心配が有ります。我が家のある地区は、風も雨も非常に少なく被害はありません。先日の土砂崩れがあった蒲郡市では結局三人の方がお亡くなりになっていました。合掌

あの近くは少し前まで、私の観察コースで、蒲郡市・幸田町・西尾市の山の中をよく歩いたものです。私は地質が専門ではありませんが、三ヶ根山付近を歩くと山道がなんだか緩いように感じていました。
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さてこの写真は、私の孫の家近くに三軒が並んでいますが、三軒共に庭にシマトネリコが植えられています。

以前から私が言っているシマトネリコの公害が起こる訳です。
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これは刈谷市内にある遊歩道、あちこちにシマトネリコが植えられているものですから、生け垣などの間から、実生の苗が無数に生えてきています。苗の先にあるのが成木です。
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ここは西尾市の公園、何故かシマトネリコの寄せ植えです。やはりいつも言っているように造園業者の陰謀に市町村の担当者が馴れ合っているのでしょうね。早く気がついて対策をしないととんでもないことになるんですけどね。
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しかし、こんなに密植する意味があるのでしょうか?結局在庫整理で片付け仕事をやられただけで、請求はしっかり載っているという図式でしょうね。

折しも、奄美大島ではハブ対策で放たれ、在来生物に多大な被害を出していた「フイリマングース」の根絶宣言を環境省が出したようです。放置しておいたらアマミノクロウサギやルリカケスなどの希少生物が絶滅してしまったことでしょう。

たかが植物だと侮ってはいけませんよ、自然ってのは人間が計り知れない繋がりを持っているのですからね。

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2024年8月20日 (火)

久しぶりの雨

あの子はだあれ、だれでしょね なんなんなつめのはなのした おにんぎょさんとあそんでる かわいいみよちゃんじゃないでしょか

てな歌を思い出してしまいました。昭和14年に楽譜が発表され、16年にレコードになったと言います。その頃は「なつめ」というものが一般的だったんですね。現代では、ご存知の方が少ないですし、私でも実は分かっても花は?????これは来年の観察の宿題となりました。

今朝起きたら、待望の雨が降っていました。実に久しぶりですね。

最近の挨拶に「ざっと一雨降って、砂埃を洗い流してくれると良いんだけど。」が定番になっていましたが、5時前刈谷市から高浜市に向かう時間には、かなりの豪雨で「窓開けて来ちゃったけど降り込んでないかな~」と心配になるくらいでした。

当然、気温も下がっていたので実に気持ちが良かったです。

一応、さかな村を表敬訪問したのですが、特にこれと言って魅力的なものはなし。では、我が家の婆様のご機嫌取りに、イチジクを買おうと、八百屋さんでたっぷりイチジクを買い込んできました。どうも最近、さかな村なのか野菜村なのか分からなくなってきました。

その後はいつものボランティア活動、あちこちで得意のホラを吹いていたら「帰りに寄って、魚あげるから」と仰ってくれた奇特な方がいらっしゃいました。なんでも漁師さんから、魚をいただくんだそうです。少し前の、ケンサキイカも同じ所からいただいたものです。
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なんとラッキー、さかな村では全く買うことなく、魚を手に入れてしまいました。箱に入れ、氷もたっぷりで、保冷十分。

ケンサキイカが8ハイ真鯛1尾、下にヒラメが入っていました。旬がどうのこうのは関係なく久しぶりに新鮮な魚をいただきます。

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