2024年12月 8日 (日)

クロソイ

いよいよ一級の寒波が近寄ってきているようで、風が強く吹いています。明日の朝の最低気温予想は2℃となっていますが、遭難せずに徘徊できるのでしょうか・・・無理をしてはいけないので、無理だと思ったら直ぐに引き返してきます。

さて、いつものスーパーマーケットで『ソイメバル』と書かれた大きなメバルの仲間を買ってきました。昨年も今頃買ってきたかと思いますが、1尾700円ですから、そんなに高くはありません。恐らく標準和名は『クロソイ』だと思われます。
Soi1_20241208161401

大きいので1尾をそのまま調理する、鍋はありません。また、グリルにも入りませんので、二つに切って煮付けにするのが無難です。と言いましょうか、他の料理は無理ですね。煮付けでも、ちょっと収まる鍋が限られてしまいました。

身離れが良いので、加熱すれば可食部が多い魚です。
Soi2_20241208161701

味も、良くしかも適度に脂が乗っていますから、鰭付近は特に美味しかったです。油で焼いてみても美味しいと思いますが、時間がかかるでしょうね。刺身では・・・魚屋さんは「ちょっと・・・(否定的)」だと思われます。

あとは三枚におろして、小骨を除去してから、鍋にするのも良いかもしれません。身崩れもしにくいと思われますしね。いずれにしても、自分である程度さばかなければいけないでしょうね。

| | | コメント (0)

2024年12月 3日 (火)

師走

朝の気温は寒くなってきましたが、今朝はまだ風がないので助かりました。

今朝もさかな村を冷やかしてきましたが、買ったのは八百屋さんで松前漬け用の昆布でした。
Ichiba1_20241203171301

やはり先日私が言ったように、魚はあるところにはあるようでスワカネさんの店先は、客が通れないほどトロ箱が占有していました。やはり、大きいところが次第に伸してくるのでしょうね。
Ichiba2_20241203171601

これは時々ある勘違い、ハコエビは確かに伊勢エビの仲間で、姿も似ていますが特別美味しいものではありませんし、価値もないのですがね~。

学生時代、実験場のコンクリート水槽に、全長1メートル位あるハコエビが、ひしめいていましたが、学生は誰も食べようとはいいませんでした。おそらく、実習船が東シナ海で採ってきたものではないでしょうか。

大いなる勘違いは、これ。
Ichiba3_20241203171801

ネクタイを売っています、5本で1,000円だそうですが、買う人がいるのかなぁ?どこで仕入れてきたのかなぁ?

次第に年末商戦に突入するのでしょうが、今年は蒲鉾をどこで買おうかな?

| | | コメント (0)

2024年12月 2日 (月)

締め鯖

締め鯖が食べたいのですが、いつものスーパーマーケットでは、鯖はあるのですが、「締め鯖に出来ますか?」と聞くと、「うぅ~ん、出来ません」と言われてしまう鯖ばかりです。これはいつも言っている、良い鯖、新鮮な鯖が愛知県に来ないのではなく、ここのスーパーマーケットでは、締め鯖用のものが売れないということ、それ故、加熱用のものしか置いていないという訳だと思われます。

確かに、鯖を買ったことがありますが、身が柔らかくなって、肋骨が何もしないでも抜けてくるような鯖でしたからね。その点、一色では結構しっかりした鯖が高橋さんやスワカネさんに出ていることがあり、重宝しました。しかし、今は週一で行くだけなので、どうもタイミングが合わないようです。

そこで、通販を狙ってみました。某東北の県、ドレスにして冷凍で送ってくれるし、この時期なら美味しいだろうと注文してみました。

冷凍ですから、獲れたときに保存してあるのか、翌日には送ったというメールが届きました。
Saba0

1.5kgですが、ドレスですから頭と内臓は抜きです。2尾ずつ、パックされた冷凍鯖です。この時点では、なんだかゴマサバのように丸いなぁというイメージ。
Saba1_20241202093401

解凍して、腎臓を掻き出し、よく洗いましたが、手には全く脂を感じません。大きさもやや小さいですね。
Saba2_20241202093601

三枚におろして、塩を振ります。色がね、脂ののりを全く感じません。だって赤いもん。
Saba3_20241202093801

塩を振って1時間くらいかと思いましたが、途中で見てみると浸透圧で出た水分がどっさり、これが脂が乗っている程水分の出は少ないのです。

ですから急遽、塩を洗い流してしまいました。

これは魚なら同じ事が癒えると思うのですが、魚体の水分と脂分の合計は80%前後だと思われます。そして、この数字は変わらずに、脂が多くなれば水分が減るという事になるため、水分が70%なら脂分は10%、水分が60%なら脂分は20%となるはずです。

私は鯵や鰹の刺身は脂が乗っていなくても、アミノ酸の美味しさを味わうことが出来るので、好きなんですが、流石にサバの煮付けや締め鯖は脂が乗っていなければ全く美味しくない。特に締め鯖は、脂が乗っていなければ、塩辛いだけです。
Saba4_20241202094901

案の定、締め鯖は美味しくありません。2尾分食べるのが苦痛なくらいです。そこで、寿司を作って、みんなに食べさせてしまおう。と思いつきました。
Saba6

これは大葉を挟んで、大人用。
Saba5_20241202095101

こちらは大葉無しの子供用。小六のゆずは大葉入りも食べていたようですから、少しずつ成長しているんですね。

今回の鯖は懲りました、もう買いません。しかし、挑戦してみなければ分からないことが多いですからね、また報告します。

厚岸のニシンは美味しかったな~。また探してみようっと。

| | | コメント (0)

2024年11月26日 (火)

季節は冬

今朝は温度こそ低くなかったものの、東風が強く体感気温は寒く感じました。また日中、お日様が全く顔を出さなかったので、これまた寒く感じました。
Morning3_20241126172301

写真は夜明け前6時頃の三河湾の、蒲郡・豊橋方面の展望です。外に出るのが億劫なので、車の中からフロントガラス越しに写したものです。
Morning1_20241126172701

天気が悪くなる予報でしたが、朝焼けとは言えない空模様ですね。上がスマホの写真、下が一眼の写真。どちらも腕が悪いから人様に見せるものではありませんが。

さかな村も一回りしましたが、特にこれと言ったものはなく、それでも直ぐに帰るつもりなら小イカやクロシビカマスなんぞを買っていくのですが小イカは昼まで滞在するので鮮度の問題と、昼からじっくり下ごしらえする気力がありません、量が多いですからね。クロシビカマスは、干物以外の使い道がないため、今日の天候では無理です。

今日グルッと回って気がついたのですが、大きな魚屋さんには魚自体は結構種類も量もあるのですね。ただし、昔と違って高くなってしまっているので、小さな魚屋さんは売れ残りを心配して手が出せないのではないでしょうか。確かに土日以外のお客さんは減ってしまっていますからね、これは悪循環でしょうね。小さな魚屋さんは高い品物を置けない、お客さんが来なくなる。するとまた、仕入れが少なくなる。魚屋さんも大変です。

昼前に昔の知り合いのお宅へ遊びに行ったら、お客さんだったので隣の露地池を見に行ったら、鴨が飛び立ちました。もう冬なんですね~。
Kamo

思わずカメラのシャッターを切ったら、なんとカルガモの群れでした・・・恐らく一年中居る留鳥ですね。

| | | コメント (0)

2024年11月13日 (水)

昨日のさかな村

さかな村へ行ってきました。
Aji1_20241113104801

先週からですが、小型の真鯵があちこちで売られていました、魚屋さんによっては、トロ箱で積んであるところもありますので、加工屋さんやスーパーマーケットに卸すものではないでしょうか?値段はもちろん安いのですが、全く脂は乗っていないと思います。塩焼きやアジフライでは美味しくないかもしれません、私なら、味のなめろうを作りますね、七味唐辛子をたっぷり入れてピリ辛にします。
Aji2_20241113105101

真鯵が沢山あるのに、こちらでは送りと思われるメアジが売られていました。これも脂は乗っていません、最近いつものスーパーマーケットでも時々見かけます。先日は高知産と書いてありましたが、南方系の鯵なのは間違いありません。
Crab2_20241113105801

またさかな村の晩秋から冬の風物詩、モクズガニが出てきました。これも、町の魚屋さんやスーパーマーケットで売られるのではないと思いますが、どこかに送るのでしょうか?例えば、四国や九州では郷土料理で「ズガニ」とか「ツガニ」と呼ばれて、良い値段で酒の肴になっています。

モクズガニも、今流行のアニサキスより怖い寄生虫が入っていますから、生で売るのは考え物です。肉汁や体液から感染する可能性もあるからです。
Crab1_20241113110601

タイワンガザミも沢山出ていましたが、大きいものは一頃の本ガニ(ガザミ)の値段ですね。

| | | コメント (0)

2024年11月10日 (日)

サンマ2

今朝は、雨が降ってはいなかったが、曇り空で寒くはなかった。何年か前から、休耕田の年にはコスモス畑になる場所を通ったが、当たり前だが全く見えなかった・・・・・
Cosmos_20241110170201

サンマの血合い骨の部分は、ショウガと大葉と共に出刃包丁で叩いて、少量の味噌を入れ込み、仕上げにネギを混ぜ込んだ。
Sanma5

これも、刺身同様七味唐辛子が非常に良く合う。最後に温かいご飯に載せてから、熱い湯を掛けサンマ茶漬けにしてみたら、当然ながらこれは美味い。

鰹の味噌たたきは、タマネギを一緒に叩くのだが、今回はタマネギは無し。これについては特に理由はない。その日の気分と、タマネギが増量剤となってしまい、サンマの味が薄れてしまうのだと思ったからである。
Sanma6

そして、刺身にしたアラから、背骨だけを薄い塩水に浸けてから、良く干した。骨の干物、育ち盛りの孫達に食べて貰おうと思っている。そうそ、9月に足を骨折した子がいるから。

| | | コメント (0)

2024年11月 9日 (土)

サンマ

今年はサンマが安いと言う評判だったので、期待したのだがいつものスーパーマーケットではそれほど安くはなっていないし、品質的にも痩せている、またサンマヒジキムシの痕跡が多いものが良く見られた、寄生虫自体は気にしないが、寄生虫が多いサンマは痩せていて当然。それに、サンマも刺身で食べたいではないか。当然、いつものスーパーマーケットでは無理。

そこで、通販を探したら、以前何回かお世話になり、品質的にも全く問題がない厚岸漁協のものに決定、サイズが大きい方が良いのだが、ちょうどそれがなかったので2kg20尾入り3,218円送料込みってやつを注文、すると翌日には送ったというメールが入り、翌々日到着。
Sanma1_20241109172201

くちばしも黄色で、とても鮮度の良さそうなサンマだった。ここの漁協の有り難いのは、梱包がしっかりしていて、絶対に水漏れしないようにしてくれてあり、なおかつ、発泡スチロールの箱を分厚いビニール袋に入れて、二重三重に水漏れ対策してあること。
Sanma2_20241109172701

午前中指定で届いたので、昼から真面目に刺身を造った。なにしろ三軒分なので結構大変。しかし孫の喜ぶ顔を想像すれば、頑張ることが出来る。しかし、血合い骨は全て抜くのは大変、そこで途中から節におろして血合い骨を削除。まあその部分は後でなめろうを作ろう。
Sanma4

婆様が届けて、夕食後孫達の食べる姿がLINEで送られてくれば、疲れも吹っ飛ぶというものだ。
Sanma3

残りは明日塩焼き。

 

| | | コメント (0)

2024年11月 7日 (木)

焼き鯖ご飯

夜から、ピューピューと北西の風が吹いて寒いかと思ったのですが、これはビル風のせいもあります。ビルのないところでは、風は少ないのですが、15階以上の集合住宅の近くは、やはり風が強い。次第にホームレスの方々には大変な季節になってきます。相変わらず、ビルの庇の下で寝ている方でも下はコンクリートですから、底冷えすることでしょう。私が通ったときにはまだお休みでした。

今朝は実に静かな朝でしてね、いつもなら深夜、早朝関係なしにパトカーがサイレンを鳴らし、マイクで違反車両を停止させる声が響くのですが、今朝は救急車や消防車も出動がないようです。
Today1_20241107100501

実に平和な朝でした。パトカーも走っている車だけでなく、街中の違法駐車も取り締まれば良いのに、と思うのですが、全くその気配はないですね。
Saba1_20241107100901

さてさて、さかな村もいつものスーパーマーケットもあまり期待できなくなってきたので、最近は塩干物にも手を出すようになってきました。これはノル鯖・・・塩鯖です、二枚で500円弱だったと思います、二枚と言っても1尾分ですけどね。

焼く前に、皮に切れ込みを入れておきます。これはご飯と混ぜるときに、皮が細かく千切れて分散せず、固まってしまうのを防ぐためです。
Saba2_20241107101201

グリルで焼いてから、胸鰭・腹鰭、肋骨、血合い骨を取り除きます。ノル鯖、脂が多いので実にきれいなきつね色になってくれます。
Saba3_20241107101301

これをお好みの野菜と一緒に炊き込みご飯にします。出来上がったら、よく混ぜていただきます。
Saba4_20241107101401

ショウガのみじん切りを入れたら、アクセントになって美味しかったです。

| | | コメント (0)

2024年11月 3日 (日)

pinno2

オオシロピンノ等のピンノは学名の一部、属名から付けられたもので正式な学名はPinnotheres sinensisと言ったのですが、何故か今は属名が変わってしまってArcotheres sinensisとなっています。ですから、ピンノではなくアクロにならなければいけないのに、標準和名は変わらないと思います。しかし、ピンノはピンノだから可愛いんですけどね。

ピンノを日本式に言えば「カクレガニ」です。familynameはカクレガニ科となっています。

このように学名から、和名になったものにカラッパがあります、このブログでも時々写真を掲載しています。また、私のからっぽ親父もCalappaからいただいたものです。

他にもあるんでしょうが、大型のウミウシの仲間のメリベMelibeも学名から和名が付けられていますね。写真は撮ったことがありませんので、興味があったらネット検索してみてください。

 

| | | コメント (0)

2024年11月 2日 (土)

pinno

pinnoのカプセルトイが売られていたと、娘が買ってくれました。
Pinno1

本来がガチャでランダムに出てくるものなので、全種類集めるのは時間とお金がかかるのでしょうが、楽天で売られていたとか。
Pinno2

前部で4種類、本来二枚貝の中に棲息していますので、プラスチックで二枚貝を作り、その中に入れてあります。pinnoをこのようにフィギュアにするのは、他のカニ類より簡単かもしれません。が、元々小さなカニなので大きくすると可愛さがなくなってしまいます。しかし、寄生性のカニのため脚や鉗脚は細く脆い構造なので、このようにするしかありません。
Pinno3

何種類かが知られていますが、同定は難しく、私でも(しばらくpinnoについて、勉強していました)分類・同定は出来ません。ただ一つ、ケガキに規制するクロピンノは色が黒いので、分かると思います。このpinnoは一番ポピュラーなオオシロピンノをモデルにしているのではないでしょうか。

このカニについては約20年間に、時々ブログで書いています。私がネット生活を始めてから、ハンドルネームでずっと使っていたものですから、愛着はあります。
Pinno4

このカプセルトイに使われているpinnoは全て雌です。雄は雌の10分の1位しかなく、通常自由生活をしていて、交尾のために雌の棲む二枚貝に入り込むと考えられています。そのため非常に小さく、甲もフラットに出来ています。

研究で何百というケガキを開けて調べましたが、雄と雌がアベックで入っている事も良くありましたね。wikiではアサリの中に入っているオオシロピンノはほとんどがメス。オスは普段外にいて、交尾のときだけ二枚貝の中に入るのではないかと考えられている。メスについても、貝の中から出しても半年くらい生き延びるものもあり、そこまで宿主への依存性は高くないようだ と書かれていますが、確かに雌を二枚貝から出しても直ぐに死ぬようなことはありません、ただしこれは実験室の中でのことであって、天然の海では直ぐに魚や他のカニに食べられてしまうでしょうね。また、二枚貝から出すと、石などにしがみつく性質があるようで、私が見たものはエアストーンにしがみついたものでした。

餌は、二枚貝の鰓の上を細い鉗脚で、髪を梳くように貝の餌を横取りしているという文献がありましたので、自然界では生きてはいけないと思います。雄は知りません。

このフィギュアの色が背中側がオレンジ色にしてあるようですが、本来これはカニの色ではなく、内側の生殖巣(卵)が透けて見えるためだと思われます。
Pinno6

また、これは目の所の顔料が流れてしまっていますから、不良品です。どこで作っているのでしょうか?

| | | コメント (0)

より以前の記事一覧