2025年9月11日 (木)

今朝は

今朝、老人徘徊に出るとすぐに細かい雨が降ってきました、コンビニで週刊新潮を買って帰ってきました。

昨日の朝は風が全くなく、非常に蒸し暑い日でしたが、少しずつ秋になって来てはいるのでしょうね、虫の鳴き声も聞こえます。この辺では、コオロギの鳴き声以外は、マツムシの「チンチロリン」いやなんとなくせわしなく「チンチロリン」と聞こえます。スズムシの鳴き声は聞いたことがありませんね。

在来の秋の植物はススキ以外はあまり見ることができません。今年はセンニンソウも見かけません。宿根草として残ってはいないのでしょうか?

代わりに、外来の厄介な植物は元気ですね、猛暑なんぞ糞くらえって調子で蔓延っています。
Arecchi1

アレチヌスビトハギが自重に耐え切れず、背丈を下げてきています。素晴らしい戦略ですね、種子を運ぶのが動物に依存しているので、高さ調節を見事にしています。

この高さまで自分を下げてしまえば、実に効率よく種子を動物に付着させることができます。
Arechi2

この場所なんて、アレチヌスビトハギが匍匐しているような状態です。

しかしこの辺の方は、在来のヌスビトハギを見たことがないでしょうから、何も思っていないと思いますけどね。

2021年に幸田町で撮影した在来のヌスビトハギと、見分け方を書いておきました。

http://pinno601.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-f285aa.html

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2025年7月 6日 (日)

信州の外来植物

先日の湯治の際、電車の車窓から見える景色と、朝の徘徊で千曲市を徘徊した時の印象です。

車窓からはオオキンケイギクが所々に見えましたが、大発生しているかは不明でしたし、駆除しているのかも分かりません。ランタナは車窓でも千曲市でも見られませんでした。

樹木のニワウルシは所々で群生が見られました。

千曲市で驚いたのは、こちらで20年ほど前に、かなり発生したビロードモウズイカがあちこちで見られたことです。最初に見たビロードモウズイカは、刈谷駅の線路の隙間などに、多く生えていて、異様な姿に驚いたものです。その後、道端で時々、独特な花穂を伸ばす姿が見られましたが、今ではほとんど見られませんから、信州でも遠からず消えてしまうのかもしれません。

温泉街の道路脇の所々で、まるで小麦のようなイネ科の植物が見られましたが、あれは何でしょう?

お馴染みのナガミヒナゲシは少なかったですが確実にあります。まだ群生の具合から、これから確実に増えてくるのでしょうね。

残念なのは、行政がどこもお粗末で、車道と歩道の間にある花壇に、ヒメイワダレソウが植えられていて、既にアスファルトのヒビに沿って逸出が始まっています。これは根こそぎ手で駆除するのは不可能です。おまけに、シードバンクの寿命は10年あると言いますから、除草剤を使おうとしても、タイミングよくやっても10年かかるということです。

あと驚いたのは、小さな山道の斜面にヨウシュヤマゴボウが群生していた事と、その近くにゴウダソウが一本だけ生えていた事です。

千曲市では短い時間の徘徊でしたが、この辺で異常繁殖しているアレチヌスビトハギは見ませんでした。繁殖してきたらあっという間に野生動物が、拡散してしまうことでしょう。。

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2025年6月11日 (水)

外来植物考

私が初めてオオキンケイギクを見たのは、昭和63年の5月。東浦町に住み始めて半年余りのことだった。
近所のお宅の土手に何やら異常に存在感がある植物の株から花穂が頭を持ち上げているものが多数あり、今流行りの言葉で言えば「こりゃあやばいぞ」と思ったものだ。

その後あっという間に、近隣に広がり、今では手が付けられないほど。

近年やっと特定外来生物に指定され、栽培が禁止され、駆除運動をして頂く方々も増えてきたのだが、何にしろ遅きに失したと言うのが、現実だろう。

とにかく、いつも言うように、日本の行政は仕事が遅すぎる。

特定外来生物指定の植物だってたった19種類しか指定されていない。多少地区によっての違いはあるだろうけど、オオキンケイギクと同じような、危険な外来植物は山のようにある。

ランタナはかなり危険、木本性であり、つまり木なのでかなり太くなるし、トゲがあり、危険。

他には目立たないが、背丈が人より高くなるヒメムカシヨモギやオオアレチノギクも既に、駆除は不可能。

アレロパシーを発する植物はさらに危険。在来種を駆逐してしまう恐れがある。

写真は、近くのお寺の敷地、ごくごく普通に、オオキンケイギクが生えているし、他にも今後、増えるだろうと思われる外来植物が山のように生えている。

これはもう、国の指定を待つより、市町村で指定をして写真付きのチラシを配布し、少なくとも自宅の庭や畑に生えてきたものを駆除していかなければいけないのではないか。

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2025年4月21日 (月)

マツバウンランとムラサキウンラン

マツバウンランが開墾地などで爆発的に生えて来たのは、今から30年ほど前だったでしょうか、典型的なパイオニア植物のようで、他の背の高い植物が繁茂してくると、あっという間にその場所ではなくなっていました・・・が、消え去った訳ではありません。
Matubaunran2
その後この、ムラサキウンランがチラホラと見られるようになると、あっという間に空き地では優勢種となってしまい、今後畑や田んぼのあぜ道や、太陽光発電のパネル下に生えてくると思います。
Murasakiunran
写真は、川掃除で上げたヘドロに生えてきて開花したもので、本来窒素が強すぎて花が咲かないのではないかと思っていましたが、そんなことは関係無しに満開です。

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2025年4月 2日 (水)

キクザキリュウキンカ続報

再びキクザキリュウキンカの観察に行ってきました。
Kikuzaki3

今回は100円ショップでも売っている小さなショベルを持ち、根茎の観察をするつもりでしたが、なんと一回目の掘削でショベルが折れ曲がってしまい、役に立ちませんでした。
Kikuzaki2

この日は雨模様で、花のコンディションは悪く、時間の経った花は白く変色するのか、きれいに咲いている花が見られません。これは朝から咲いて夕方には萎れてしまうのかもしれません。

キンポウゲ科なのでやはり有毒ということです。すぐに死んでしまうほどではないのでしょうが、キンポウゲ科特有の毒素(プロトアネモニン)だそうです。ネットで調べてみると、面白いですね~有毒と分かっていても食べてしまう方がいらっしゃるのです。もちろん自己責任ですけどね。
Kikuzaki1

ところで生えている場所ですが、お隣東浦町の小さな川の堤防です。この一帯を川沿いに、川の反対側も調べてみましたが、生えているのはこの場所だけ距離にして10メートルくらいのものです。周囲にスイセンやスノードロップが生えていますので、このキクザキリュウキンカは人為的に植えられた疑いがあります。

これはやってはいけないことですね。これが爆発的に増えていく恐れがありますからね、東浦町がやったことなのか、近隣のお宅がやったことなのか、生態系がメチャクチャになってしまう恐れがあります。自重して貰わなければ・・・・・

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2025年3月30日 (日)

変な天気

昨夜半まで強い風が吹き、気温も低めだったのですが、朝起きてみると風が殆どありません。

それではと、歩いてきましたがやはり風がないため、快調です。

今朝は駅方面へ行き、交通公園まで行って帰って来ました。
Kijoupark

もう明るくなるので、小さな公園や学校の桜も良く咲いています。

そして昼頃になると、急に風が強くなり、現在夕方ですが強風で窓のサッシが唸っています。全くおかしな天気です。

先日のキクザキリュウキンカなのかヒメリュウキンカなのか?と悩んだ外来植物は

キクザキリュウキンカが正解な様です。Ficaria verna Hudsが学名のようです。当初はRanunculus属(キンポウゲ科)だと思われたのですが、そこから分離されたようです。ユーラシア大陸原産で、栽培種が全世界で帰化しているようですから、あちこちに広がるのは時間の問題だと思います。私も、初めて見ましたから、明日はカメラを持って観察してこようと思っています。

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2025年3月28日 (金)

キクザキリュウキンカorヒメリュウキンカ

孫達を習字塾に送って待つ間の一時間、いつも近辺の田園地帯を徘徊しています。一昨年は、その時にサネカズラの木を発見したのですが、今回も変な植物を発見してしまいました。
Flower2_20250328094601

初めて見る植物です。どうやって、種を同定するかですがこの花の形から『キク科』ではないかと見当を付け、外来植物図鑑で探したのですがありません。

最後の手段でgoogleレンズで探したところ、『ヒメリュウキンカ』という花がヒットしました、キク科ではなくキンポウゲ科が正解のようです。探せない訳です。そして再び外来植物図鑑へ・・・そしてパソコン検索です。しかし、ヒメリュウキンカはキクザキリュウキンカの小型のものだと書いてあるところが多く、ではキクザキリュウキンカで良いのか?

ネット上では分類もキクザキリュウキンカ属だとありますが、Ranunculus属としてあるところもあり、なんだかあやふやです。

もちろん、キンポウゲ科だと言えば、毒性も考えられるので、採集はしてきませんでした。また情報によれば、地下に紡錘形の根茎があるとのこと、ダリアみたいなものかな?一度それだけは見てみたいけど、人通りも多い場所で、植物を掘っているのも変なので、考えています。

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2025年1月29日 (水)

セイヨウカラシナ

寒い日が続きます、日中の風の強さは家に居ても、建物が唸っているように感じられます。
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昨日、遊びに行こうと思っていたのですが、床屋さんに予約を入れていたので、本日になってしまいました。夜明け前も寒い・・・一番寒い時間です。

今朝もあちこち、昔のお客様のところで遊ばせていただきましたが、さかな村が休みですから、買い出しをするところがありません。
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そう言えば、川の土手や太陽光発電の土手にセイヨウカラシナの大きなロゼットが目立ち始めています。存在感があるロゼットで、その中心部の柔らかい部分をちぎって噛んでみると、ほのかに辛さを感じます。しかも美味い。この植物にはグレコシノレートと呼ばれる有毒成分が含まれるそうです。しかし、大量に長期に渡って食べなければ問題なさそうです。アブラナ科の植物には多かれ少なかれ含まれているようです。

さて2ヶ月に一度の床屋さん、しっかり毛を梳いてもらいましたから、大分軽くなりました。え?元々あまりないのに?って?

いえ、私毛量は多いんですよ、ですから毎回かなり梳いて貰います、その分が伸びると急に頭が重くなるんだそうです。床屋さん曰くですが。
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そう言えば、大分世間では新札に変わってきましたね。

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2024年11月 1日 (金)

ヒメイワダレソウの脅威

今朝はよせば良いのに、長袖のシャツと長いパンツで徘徊してしまった。すると、歩き始めから汗が出始めて、しかも水分補給のお茶を忘れる始末。予定の半分ほどで引き上げてしまった。

二三年前に、孫の家の近くで発見した『ヒメイワダレソウ』。

その時、今後の繁殖を心配していたのだが、すぐに我が家の近くでも繁殖し始め、ちょっと悲惨なことになってきた。
Himeiwadaresou1

では孫の家の近くはどうなったか、数日前に観察してきた。この柵の内側は通路になっていて、素材はアスファルト。

なのに、その表面をびっしりヒメイワダレソウが覆っている。蔓を伸ばしながら、横に横に匍匐して伸びているようだ。
Himeiwadaresou3

アスファルトの隙間に根を張っているのか、かなりしっかり付着しているようにも見える。そして恐ろしいのは、この蔓が太くなっているように見えること、そうまるでランタナの茎が太く生長しているような感じである。もちろん両社は近縁種である。
Himeiwadaresou2

このような状態では、抜き取ったり刈り取ったりは不可能なので、駆除するには除草剤を使うしかないだろう・・・・・しかし、恐らくかなり強力なものでないと駆除は難しいのではないだろうか・・・・除草剤による環境悪化の方も心配だし。

 

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2024年10月 3日 (木)

今朝の朝焼け

刈谷高校のグラウンドの土手にサフランモドキらしき花が咲いていました。これも外来植物で、次第に蔓延ってくる植物だと思っています。少し前に、我が家の婆さんがファミリーサポートでお世話している、女の子が通学途中に見つけ、婆さんに「なんて花?」と聞いたらしく、当然婆さんは分からないので、写真を撮って「また聞いておくね」と言った花がこれです。
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これは私が撮ったもので、まだ真っ暗だったのですが、何とか撮れるものですね。最近のスマホのカメラは凄いですね。

今日は8時くらいから雨の予報だったので、刈谷駅の高架歩道橋まで歩いて、朝焼けを撮ってきました。
Today1_20241003153901

今日の朝焼けは、今までの朝焼けと違い嘘ではありません。代々方より1時間ほど遅れて雨が降ってきて、時折強く降りますが、東寄りの風が非常に強く窓を開けていられません。

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