2024年11月 1日 (金)

ヒメイワダレソウの脅威

今朝はよせば良いのに、長袖のシャツと長いパンツで徘徊してしまった。すると、歩き始めから汗が出始めて、しかも水分補給のお茶を忘れる始末。予定の半分ほどで引き上げてしまった。

二三年前に、孫の家の近くで発見した『ヒメイワダレソウ』。

その時、今後の繁殖を心配していたのだが、すぐに我が家の近くでも繁殖し始め、ちょっと悲惨なことになってきた。
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では孫の家の近くはどうなったか、数日前に観察してきた。この柵の内側は通路になっていて、素材はアスファルト。

なのに、その表面をびっしりヒメイワダレソウが覆っている。蔓を伸ばしながら、横に横に匍匐して伸びているようだ。
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アスファルトの隙間に根を張っているのか、かなりしっかり付着しているようにも見える。そして恐ろしいのは、この蔓が太くなっているように見えること、そうまるでランタナの茎が太く生長しているような感じである。もちろん両社は近縁種である。
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このような状態では、抜き取ったり刈り取ったりは不可能なので、駆除するには除草剤を使うしかないだろう・・・・・しかし、恐らくかなり強力なものでないと駆除は難しいのではないだろうか・・・・除草剤による環境悪化の方も心配だし。

 

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2024年10月 3日 (木)

今朝の朝焼け

刈谷高校のグラウンドの土手にサフランモドキらしき花が咲いていました。これも外来植物で、次第に蔓延ってくる植物だと思っています。少し前に、我が家の婆さんがファミリーサポートでお世話している、女の子が通学途中に見つけ、婆さんに「なんて花?」と聞いたらしく、当然婆さんは分からないので、写真を撮って「また聞いておくね」と言った花がこれです。
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これは私が撮ったもので、まだ真っ暗だったのですが、何とか撮れるものですね。最近のスマホのカメラは凄いですね。

今日は8時くらいから雨の予報だったので、刈谷駅の高架歩道橋まで歩いて、朝焼けを撮ってきました。
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今日の朝焼けは、今までの朝焼けと違い嘘ではありません。代々方より1時間ほど遅れて雨が降ってきて、時折強く降りますが、東寄りの風が非常に強く窓を開けていられません。

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2024年9月27日 (金)

久しぶりのミササガパーク

今朝は雨が降っていたので、徘徊は出来ませんでした。
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昨日は久しぶりに、猿渡川(さわたりがわ)を遡って、ミササガパークに行ってきました。先日までと違って、歩き始めは実に涼しく爽快な気分ですが、まだまだ気温は高いので20分ほどすると汗びっしょりです。

ミササガパークはカナダのミササガ市と姉妹都市を提携して付けられた名前ですが、その提携を記念して作られたわけではありませんから、当然開園当時の名前があります。それは猿渡公園。そうです、直ぐ横の川の名前が付けられています。
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ここにはそのミササガ市から送られたというモニュメントが建てられています。これはカヌーに乗った熊さん。グリズリーかと思ったら、ブラックベアだそうです。
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ここの看板には面白いことが書いてあります「カヌーは先住民族による最も貴重な贈り物の一つ・・・・・・水はミササガの先住民と入植者の伝統的遺産の橋渡しとなり、土地と人々、また人々が守ってきた信念を結びつけます・・・・・云々」これ吉本の、浅香あき恵さんなら「笑わしよんな~」と一笑されてしまいます。

侵略者である白人たちの略奪と、虐殺の上にある歴史であることを決して忘れてはいけないと思いますね。彼ら白人がアメリカ大陸で殺してきた先住民は何万、何十万の桁では数え切れないものがあるのですからね。それをはっきり書けとは言いませんが、あまりにきれい事に過ぎると思いますね。

実に脳天気で良いね。
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帰りも川沿いを帰ったのですが、明るくなってきたので周囲もよく見えます。土手に、ヒガンバナが一輪咲いていました。私が以前から言っていますように、最近ヒガンバナは種子で増えるのではないでしょうか?遠くに見えるのは、刈谷豊田総合病院、この辺ではカリソーの名前で知られています。

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2024年9月 2日 (月)

外来植物

私は常々、日本での外来生物植物の異常な繁殖に危惧を覚えている一人です。理由は何度も申し上げているように、日本に昔からある固有の生物・植物が消えてしまうからです。

これは本来、市民レベルで考えて行動しなければいけないことですが、市町村や企業にも考えていただきたいことです。少なくとも、繁殖力の高い植物を公共の学校や市役所に植えるべきではありません。先日の、遊歩道でも同じです。
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昨日面白いものを見ました。ここはアイリス通りと名付けられた遊歩道・・・・所々寸断される遊歩道と言った方が良いかもしれません。

その一角で、大人の腰ほどある植物が何本か根こそぎ抜かれているではありませんか、これはどなたかが外来植物だとわかり抜き取ったものなのか?・・・・・と考えながら小雨降る中家路を急ぎ、考えついたのがコセンダングサはひっつき虫の植物、いつもここを散歩する方、ワンちゃんを連れているのかもしれません。その方が、秋になってひっつき虫の被害に遭いたくないから、今のうちに抜き取ったのかも・・・という推理に至りました。しかし、これがコセンダングサ=ひっつき虫と認識していたことになります。

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2024年8月31日 (土)

シマトネリコ公害

台風はゆっくり東進して紀伊半島の潮岬の直ぐ沖合に有るようです。すぐに熱低に変わってしまうようですが、雨雲の量が多いので、今後も被害の心配が有ります。我が家のある地区は、風も雨も非常に少なく被害はありません。先日の土砂崩れがあった蒲郡市では結局三人の方がお亡くなりになっていました。合掌

あの近くは少し前まで、私の観察コースで、蒲郡市・幸田町・西尾市の山の中をよく歩いたものです。私は地質が専門ではありませんが、三ヶ根山付近を歩くと山道がなんだか緩いように感じていました。
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さてこの写真は、私の孫の家近くに三軒が並んでいますが、三軒共に庭にシマトネリコが植えられています。

以前から私が言っているシマトネリコの公害が起こる訳です。
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これは刈谷市内にある遊歩道、あちこちにシマトネリコが植えられているものですから、生け垣などの間から、実生の苗が無数に生えてきています。苗の先にあるのが成木です。
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ここは西尾市の公園、何故かシマトネリコの寄せ植えです。やはりいつも言っているように造園業者の陰謀に市町村の担当者が馴れ合っているのでしょうね。早く気がついて対策をしないととんでもないことになるんですけどね。
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しかし、こんなに密植する意味があるのでしょうか?結局在庫整理で片付け仕事をやられただけで、請求はしっかり載っているという図式でしょうね。

折しも、奄美大島ではハブ対策で放たれ、在来生物に多大な被害を出していた「フイリマングース」の根絶宣言を環境省が出したようです。放置しておいたらアマミノクロウサギやルリカケスなどの希少生物が絶滅してしまったことでしょう。

たかが植物だと侮ってはいけませんよ、自然ってのは人間が計り知れない繋がりを持っているのですからね。

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2024年8月25日 (日)

小四の孫、みちたんを塾へ送り届ける車中で、フェンスに絡まっていた葛の蔓を「あれはなんて植物?」と聞いてきた。「クズだよ、秋の七草の一つ」するとみちたんは、「どうやって食べるの?」と聞いてきた。

?????ああそうか、春の七草は七草がゆにして食べるから、それを知っていて秋に七草も食べられると思って聞いてきたんだろう。
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ここはまだ小さな子供なのでしっかり教えておけば、大人になってからも知識として保つことが出来るので、秋の七草は食べられないものが多いんだよ、むしろお月見などの時に一緒に飾り、見て楽しむんだよ。ただし、このクズは根っこから「葛粉」というデンプンが採れるから、お菓子や料理の原料になるんだよ、と教えておいた。

昔なら、この辺の土手や河原に、外来植物ではないオミナエシやキキョウ、カワラナデシコが恐らく普通に見ることが出来たんだろうけど、今はクズと尾花(ススキ)くらいしか見ることが出来ない。

こういった意味でも、外来植物の持ち込みや栽培は止めてほしいものである。
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半世紀以上前に、大学の教養部で植物学の外山教授がホテイアオイはインドでは栽培禁止になっていると講義で仰っていた。日本も早く、こういった外来植物に関して、持ち込み禁止、栽培禁止、破ったら罰則という事を打ち出さなければ、もうメチャクチャになってしまう・・・いやなってるか・・・・・
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ホテイアオイ、ダムなどの水面を覆い尽くしてしまい、それが一斉に枯れると悪臭を放つというダブルの被害を出している。

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猛暑の効果

孫達の小学校で、あの悪名高きツルニチニチソウが栽培されていることはお伝えしましたが、7月にはプランターに植えられたツルニチニチソウが枯れ始めましてね、これはありがたい猛暑の効果だと喜んでいました。
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小学校が夏休みになり、習字塾が先生のご都合で一ヶ月ほど休みになり、行かなかったのですが、先日行く機会が出来て見てきたら、なんと枯れた草自体は片付けられていました。
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しかし、この台風で大雨が降ると、プランターの土中に残った根が生きていて芽吹いてくるのではないかと危惧しています。もしそんなことになったら、この植物はとんでもないエイリアン植物で、退治することは不可能だと言うことになってしまいます。文字通り、根絶やしには出来ないことになります。

この丈夫なことを狙って、造園関係者や、建設関係者が、敷地内の花壇や植え込みに安易に植え込んでしまい、おそらく日本全体に広がっていくのです。そして。根絶不可能になっていくのでしょう。

以前申し上げたように、このツルニチニチソウは、日陰でも十分繁殖繁茂しますのでやっかいです。

学校に「ツルニチニチソウは有毒ですが、そんなものあちこちに植えるんですか?」と投書してみましょうか・・・・・

 

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2024年6月20日 (木)

バッカじゃないの?

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ご近所のchocozap、1月から車が突っ込んだらしく休業しているとお伝えしましたが、今朝の徘徊では開業していました。保険会社との話し合いが決着したのでしょうか、休業補償なんかも出るのでしょうか?早朝5時前ですから、流石にお客さんは居ないようでした。

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少し歩くと、街路樹の根元におかしなものを発見しました。これはランタナを最近植えたようですね。これは刈谷市とか、街路樹を管理している公的な機関が行ったものではないのではないでしょうか?近所のお節介な方の余計なお世話ではないでしょうか。
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ランタナは環境省により「生態系被害防止外来種リスト」に指定されていますから、こんな場所で栽培されて良いものではありません。また、こんなところに植えなくても、市内のあちこちに困るほど増えて繁殖してしまっているのです。
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こちらの園芸品展では鉢植えが売られていますが、こんな事も止めてほしいものです。ランタナの鉢植え1,380円だそうですが、園芸店や種苗生産会社も勉強してほしいものですね。
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同じクマツヅラ科のこのヒメイワダレソウは3年ほど前に、隣の大府市の孫の家付近で大発生して、こちらに来るのも時間の問題だろうと思っていたら、もう道路脇一面に花を咲かせていました。これは、背丈も小さく地面に這うように生えていますので、駆除は難しいでしょうね。

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2024年6月11日 (火)

アカザ

アカザの新芽の色があまりにも鮮やかなので、思わず足を止めてスマホを向けてしまった。
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ここは亀城公園に行く途中の、元住宅跡だと思われる。新たに家を建てるためか、土を盛っているのでその土がアカザのシードバンクになっていたと思われ、まだ他の植物が生える前アカザが一番で出てきて、栄養が良いのではないだろうか???

アカザは大昔に渡来した帰化植物だと言われている、前はアカザ科だったが今はヒユ科になったらしい。ちなみに、ほうれん草もその頃アカザ科だったらしく、アカザとほうれん草は近縁なんだなと思っていた。
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確かにこの新芽の部分の赤さはほうれん草の根に近い部分に良く似ている。実のところ、ここまでの赤さは私も初めて見たので、アカザの一種ではあるだろうが別の近縁種ではないかと疑っている。
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この赤い部分が白いものがシロザであり、これも時々見かける。

食べられるらしいが、シュウ酸が多く含まれるので、別に無理して食べる代物ではない。

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2024年6月 3日 (月)

ツルニチニチソウ

このブログでは外来の生物や植物に関して気がついたことを勝手に述べていますが、もちろん私は専門家ではありません。間違っていることを平気でいっているかもしれません。

最近その外来植物に関して危惧していることがあります。

この近所でも小さな山や、森の中ではあまり外来植物を見ることはありません。林道などの脇などで、キク科の外来植物が生えていることはあります。これは日当たりの問題かな?それならありがたいことだ、と思っていましたが。
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このツルニチニチソウはかなりの日陰でも繁殖力が旺盛で、しかも耐寒性もありそうですから下手をすると、山間部に進出して行ってしまうのではないでしょうか。ここは私の観察道路、結構面白いことがあるので重宝している場所です。
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道の脇にはツルニチニチソウがびっしり繁茂してしまっています。しかもかなりの日陰。

流石に竹藪に入ってしまうと、完全な日陰になるため、進出は出来ていません。

ヨーロッパ原産で、世界のあちこちに園芸植物として移植されたようです。
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アルカロイドを含むと言いますから、一応有毒と言うことになっています。有毒であるということをあげつらう訳ではありませんが、少なくともこの異常にに繁殖力の強い外来の植物を、公共の場所に植えるのは止めましょうや。
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造園業者や植木屋さんは手軽に緑化が出来るし、直ぐに結果が出るから集合住宅や、公園、学校の樹木の下草として植えたり、上のようなプランターに植えられていますが、あちこち徘徊していると、それが逸出して蔓延ってしまっているところが沢山あります。

下2枚は孫達の通う小学校ですが、勉強だけでなくこういった教育も出来る学校、教育者であってほしいものです。

 

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