さび黒のぐい呑み
幸兵衛窯の加藤亮太郎さんのぐい呑みが届きました。


幸兵衛窯の加藤亮太郎さんのぐい呑みが届きました。
台風が近づいているのに、幸兵衛窯へ行ってきました。台風は現在の所、名古屋直撃の予報ですから、この辺は台風の右側で一番酷い状態になりそうですね。
9月21日にテレビ東京系列で『ラスター彩故郷に還る』陶芸家・七代加藤幸兵衛の熱き思い という75分に渡る番組がありました。
------昨夏のイラン旅行から始まり、イラン国立博物館での「大ラスター彩展」開催まで、一年余の密着取材により七代幸兵衛のラスター彩里帰りプロジェクトとその作品制作過程を追う特別番組です。(幸兵衛窯ホームページより)-------
大変良い番組で、今は本家本元のイランに存在しないラスター彩をイランで展示する過程を追ったものです。
幸兵衛窯には七代目幸兵衛さんが、あちこちで案内をしておられますので、「先日のラスター彩の番組、拝見しました。とても素晴らしい番組でした。」と声を掛けると幸兵衛さん、笑いながら「あの番組は全国的には視聴率は2%だったそうですが、きょうここへ来られている方々の視聴率は50%位あるんじゃないでしょうか」とおっしゃっておられました。やはり皆さんに声を掛けられるんでしょうね。 季節風が吹くようになると、船が出なくなりますので、少しずつ備蓄しなければいけません。
とくにこういった小エビはかき揚げ用に便利です。
ただ、砂やゴミが多いので何回も洗うことが大事です。流水で、洗いながらゴミを捨て、水を捨てては下に残る砂を確認します。
砂がなくなったら、大きめのエビの甲羅だけ取って捨てます小さいものは構わないのですが、大きいものは揚げても額角が気になります。 4~5つに分けて冷凍しておけば、野菜だけの天ぷらより豪華に見えます。
さてこれは、先日の鱧の骨を乾かしては炙り、炙っては乾かして、粉末にしたもの。寒くなってから、鍋や吸い物のダシにしようと思っています。以前作った小鯛のダシが美味しかったので、作ってみました。
魚もこれまでやると捨てるところはありませんね。
多治見市市之蔵は、愛知県の瀬戸市と背中合わせにある所で、両所とも焼き物で有名です。 三重県の伊賀と滋賀県の信楽のような感じですね。
周辺には数多くの窯元があり、この日はほとんどの所で、即売会や展示会を催しています。
中でも『幸兵衛窯』は色々なイベントを開催して楽しませてくれます。 本館の2階では加藤卓男さんの作品や、日記、愛用の画材などが展示され、この時だけは無料で観覧できます。三彩、青釉、ラスター彩、などの作品が無造作に展示されています。
今回、七代目加藤幸兵衛さんの息子さん、亮太郎さんのさびぐろのぐい飲みを買っていこうと思ったのですが、非常に人気作品で売り切れていました。春のイベントまで待たなければいけません。
蔵出し市の方で数点買い求めましたが、赤絵の皿には何か盛って紹介しなければいけませんね。
この湯飲みは、市之蔵の織部ストリートで買ったものです。 少し季節外れですが、冷茶を入れると涼しげでよいかと思いました。
薄くて固くて、磁器でしょうかね~。
我が家のお約束、早く行って早く帰る。蕎麦を食べて帰路につく頃には、駐車場は満車状態でした。
毎年春と秋に行われる、多治見の幸兵衛窯の蔵出し市、ここ2年ほど行ってなかったのですが、陶器に興味を持ったお嬢さんがいるので、案内も来たことですし、行ってくることにします。
10月12・13・14日です。
この日は、多治見全体で陶器市が開かれているようですから、あちこち賑わう事でしょう。
運が良ければ、穴窯の引き出し黒を見られるかもしれません。
また、この日は本館にある『加藤卓男』さんの作品も入場料無料で見学できます。
高山へ行った目的の一つに、六代 渋草柳造さんの作品を手に入れるためです。
町並みの外れに、『侘助』という焼き物やさんがあり、そちらで六代渋草柳造さんの作品を多く扱っているということを調べましたので行ってきました。ホームページにもありますように、茶器なども扱っておられますが、高価なものには手が出ないし、日常使っていたいので、やはりここはぐい飲みでしょうね。
六代渋草柳造さんと言えば、もちろん桜でホームページにあるような、素地が黒っぽくて『夜桜』をイメージさせるものもありましたが、私が選んだものはこちら。 青磁に桜がビッシリと書き込まれています。お店の方もお奨めで、青磁は非常に珍しいんだそうです。またどこかの展示会に出したもので、作者も非常に力が入っているとか、その辺のこだわりは確かに伝わってくる作品でした。
絵付けの部分が浮き上がっているので、柄のない部分で飲むと、対面にいる方がこの桜を観賞できるのではないかと、勝手に思っています。
そして、自分が花を愛でるために一枝だけ内側に桜が描かれていて、素晴らしい心遣いだと感心してしまいますね。
支払いをしようと思ったら、女房と娘達が「誕生日と、父の日のプレゼントで私たちが支払うよ」と言ってくれましたので、またまた感激です。大切にしなければいけません。 ところで、この箱書きの銘、何と読むのでしょうね~・・・今、問い合わせ中です。
昨日、名古屋ドームの『ドームやきものワールド』ってイベントへ行って来ました。 秀子ねーちゃんに、チケットをいただきまして、なんでも買うと前売りでも800円もするというチケットをいただいちゃいまして、本当にありがとうございます。
名古屋ドームは昨年に続き2回目なんですが、野球を見に来たことがないという、実にへそ曲がりな私らしいです。 ドームのグラウンド部分に細かく仕切った出品ブースが実に300と言いますから、もう北海道から沖縄まで、ありとあらゆる焼き物の窯元や会社が顔を出していることになります。
また、焼き物だけでなく、漆器、ガラス細工、あけびの蔓細工など各地の民芸品が、店を出してまして、いい加減に見ても2時間近くかかってしまいますし、このダラダラ歩きは本当に疲れますね。
出品されているものは、一般食器から人間国宝の作品まで、いろいろありまして、名古屋にいながら全国の焼き物を一度に楽しむことが出来ますから、文句の付けようがありません。近場の産地のブースでは、その作品を持っているところもありましたので、話をさせて頂きました。
で、何を買ったかといいますと・・・・・・それがこの、安い九谷の酒杯を一つと、あとは醤油を取りすぎないという小皿、レンジでの目玉焼き用皿を二つ。 これはですね~やはり目移りしてしまうということが一番の理由でしょうね。例えば、備前の産地へ行けば、色々なお店を見ても全て備前なわけで、その中から予算内で一番気に入ったものを選べば良いのですが、ここへ来れば備前もあれば、萩もある、壷屋もあれば越前もあるってわけで、もう頭の中がこんがらがってしまうわけです。
女房も似たようなもので、おでんの皿が欲しいといっていたのですが、結局買わず仕舞い。目玉焼きの皿や、ハンカチで出来た祝儀袋なんてものを買ってました。
ただ、展示会として見ても良いもので、話し好きの方がいますし、地方の方言も聴けます。とにかく焼き物好きな方には勉強になりますね。
これって、毎年やってるのかな?
「ワシが・・・ワシが・・・」の事を心配していたら、楽天が取るんですね~大笑いです。また誰か潰しますよ、お気の毒。阪神も厄介払いが出来て、大喜びのようですね~。楽天が最下位になったから、引き受けるわけですから、ブラウン様々です。
それにしても、この方・・・どこか体が悪かったんじゃないですかぁ???何か都合の良い体ですね~。 さて、4月に買い求めた、ラスター彩の酒器です。『ラスター彩 三姑娘文酒杯』七代目加藤幸兵衛さんの作品です。
ラスター彩というのは、ペルシャの陶器で一時的に滅びてしまったのを、加藤卓男さんが復元したことで知られています。その技法は・・・・・難しいので、ネットを調べてください。まあ、金を使わなくても、金の風格が出るような技法ということでしょうか。 光の角度で、輝きが違って見えます。幸兵衛さんの酒杯は、どれも唇に優しいので、酒が進んでしまいます。
今回、また違ったラスター彩が展示されていましたが、今回は違ったものを購入しました。まだ箱が出来ていないので、届いていません。
幸兵衛窯の本館1階には、工房で作られた食器が展示即売されています。これは常設なので、いつ来てもありますが、蔵出し市などのイベントの時には3割引の値段で買い求めることが出来ますので、お買い得です。
以前、ここに青釉の冷酒用酒器が置いてあり、昨年秋に買おうと思っていたのですが、既になくなっており、残念な思いをした事がありました。今回たまたま、店の方とお話をしていたら「探してみましょうか」と言ってくださったのでお願いしました。 しばらくすると、「ありました」と持ってきてくれたのが、この酒器セットです。いかにも冷酒にピッタリな色でしょ。
肌には細かい貫入が入っています。
使ってみると、首の所の太さが手にちょうど良いですね。
これは、工房の作品ですので、幸兵衛さんや亮太郎さん個人の作品ではありません。
もちろん三割引にしてくれましたよ。 帰りには、これまた恒例、テントの蕎麦を食べてきましたが、今年の蕎麦は特に美味しかったですね。新蕎麦だということでした。
中国がいかに恐ろしい国か、日本国民に知らしめたことが、今回政府のお粗末外交の最大の功績だという人がいましたが、全くその通りでしょう。しかし、この期に及んでまだ衝突の際のビデオを公開しないばかりか、「公開すると中国を刺激する」という売国的な発言をする輩が民主党内部にいるんですが、意味が分かって言っているんでしょうか?公開しないということは、国際的にも『衝突はなかった』『日本に不利な映像が映っている』と取られるばかりで、早い話が尖閣諸島は中国のものだと政府与党の人間が認めているようなものです。
その上、経済大国の、有人宇宙飛行をした、近隣の国を恐怖に陥れる空母を2隻も作っている中国に、現在でも毎年40億円のODA援助をしていたなんて知っていましたか?
この辺、週刊新潮が報じただけで、他のマスゴミはだんまりですね。もちろん、政府も、おまけに野党も・・・・・そうそう、自民党も・・・・自民党は言えないだろうけど、あえて言わなきゃね。
↑これってね、北朝鮮と一緒ですよ。援助すると、指導者達、富裕層だけが儲ける。後々、日本に不幸の種が撒き散らされる。どれだけ、自虐外交をやってるんだか・・・・・ 幸兵衛窯では、運の良いことに穴窯から作品を出す作業を見学することができました。『引き出し黒』いわゆる『瀬戸黒』で高温の茶碗を一気に外気や、水に入れることにより作品を仕上げる技法です。
七代目の息子さん、加藤亮太郎さんが時々薪を入れながら、仕上がり具合をチェックしています。窯の温度は1000~1200度だそうです。 慎重に煉瓦を取り外して、作品を出しますが、見ていても熱そうです。今回は亮太郎さんの作品を4点出すんだそうです。
きょうは水に入れるのではなく、籾殻の上に置き燻すんだそうですが、籾殻の上にのせたとたん、炎が上がります。
真っ赤な茶碗が外気に当たって急冷、そして少しずつ冷えていくとき「チンチンチンチン」と不思議な音がします。
こういった音も含めて芸術ですね~。
出来上がった『引き出し黒』、しかしまださわれる状態ではありません。
火は四日間焚かれ続けたそうです。 でもまだ終わりではないようです。再び煉瓦で閉じられ、薪が投じられます。還元という状態なので、炎と煙がよく出るんだそうです。
今回、本当に良いものを見せて頂きました。また、亮太郎さんはじめスタッフの方が、作業中で緊張しているにもかかわらず、気さくに何でも答えてくれるので、ギャラリーも楽しそうでした。ぜひいつまでもこのようなイベントを続けて欲しいと思います。
なお、この作品は10月20日~26日名古屋松坂屋 加藤亮太郎陶芸展で展示販売されるそうです。お近くの方はどうぞ。
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