市之倉徘徊記
先週の日曜日、多治見市之倉【幸兵衛窯】の蔵出し市があるというので、昨年に引き続き行ってみた。開場は九時からなのだが、整理券を7時から配布するとのことで、6時に家を出たら7時前に着いてしまった。
朝早くからうろうろしていたにもかかわらず、幸兵衛窯のスタッフの皆さんは礼儀正しく挨拶を交わしてくれるし、気さくに声をかけてくれる。
当然、事務所二階の人間国宝【加藤卓男】さんの作品も「どうぞ見ていってください」と声をかけてくれるので、ゆっくり鑑賞してきた。何度見ても素晴らしい。
会場には七代目加藤幸兵衛さんやおそらく八代目になるだろう息子さんの加藤亮太郎さんも忙しそうに動いている。加藤卓男さんは六代目の当主であったが幸兵衛の名は襲名していないのだという。
設営の邪魔になってはいけないので、近所の市之倉川沿いに徘徊してみると、桜と菜の花が見事に満開の所があったので、しばし撮影タイム。しかし、菜の花といっても外来植物が勝手に繁茂しているだけなのだろう。ただ桜のピンクと菜の花の黄色の取り合わせは昔からのあこがれなので、あまり文句を言わないことにする。
外来植物といえば、ここの土手は「オオキンケイギク」の苗でいっぱいなので、季節にはさぞかし華やかになることだろう。
暫し歩くと、林の中にコバノミツバツツジが沢山咲いている。この辺も、このツツジが多いところだ。
そして、ヒョロヒョロと伸びたアカマツの幹の先端まで架けられたはしごは何なのだろうか?半鐘がないから火の見櫓じゃないし・・・・・
九時に近くなったので、会場まで戻り待機。
会場はそれ程広くないので、整理券毎に入場を制限するようだ。素晴らしい器が並んでいるが、財布の中身と相談して何点か購入して市之倉をあとにした。
三彩風のミルクピッチャーが春らしい色でとても素敵。我が家では使うことがないのだが、人に差し上げても良いと毎年買ってしまう。今年は同じく三彩風のぐい飲み、今はこれがお気に入りだ。
『美濃焼き伝統工芸品祭』という催しが土岐市であったので行ってきた。
前日の台風の通過でも、やっていたようで、外の展示品には水がたまっていたり、枯れ葉が落ちていたりで、これまたのんびりしていてよろしい。
昨年の11月に多治見の【幸兵衛窯】へ行った話をしたが、まだかなり寒い頃にその幸兵衛窯から蔵出し市の案内はがきが来ていたので午前中に行ってきた。
彩や青釉、三彩などが無防備に飾ってある。よく焼き物は分からない、という声を聞くがこの作品群を観れば誰もがそのすばらしさに納得して感動できると思う。
買い物はどれも素晴らしいため、目移りがしてしまい小品を数点購入するにとどまった。写真右は織部の一輪挿し、左は三彩風のミルクピッチャーだがこれも小さい野の花を挿しても面白い。実は我が家はほとんどコーヒーを飲まないので、ミルクピッチャーの必要はないのだが、春らしい色につい誘われて、手が伸びてしまった。
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